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2014年04月15日

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マルチカレンシーの重要性

消費税の増税後、海外不動産の需要が急増中です。
今月は先月の倍の海外不動産の成約を頂いています。
そんな海外不動産を購入する時には、ドル決済であったり、バーツ決済、リンギット決済だったりします。
消費税増税プラス円安傾向の日本。どのような資産運用がベターなのか。
まずはマルチカレンシーについて。
ようするにスバリ複数通貨という意味です。
同じ流動資産の現金や預金を持つとしても複数の通貨で持つという意味です。

実際に日本の中だけで住んでいると、ドルが上がったり、元が強くなってもあまり気にならないものですが、実は大きく影響を受けています。
以前まで1ドル80円くらいだったのが、現在は100円台となっていますが、それは円の価値が2割も減少しているのです。
この先、円ドル為替相場は、1ドル=130円台くらいまでなるのでは?と一部では考えられつつありますが(1980年代くらいの相場はこれくらい)現実性は十分考えられるでしょう。

その理由はさておき、そうなると現在の円の価値より、世界的に見ると3割も損をするというわけです。

ですが、円とドルの両方の貯金をしていると、単純に考えるとそれは相殺されるわけですね。
ようするに資産は減少しないわけです。

これがマルチカレンシーによるポートフォリオという感じですね。

参考例1)
僕がとあるタイの不動産を購入したのは2年前で、その時の1バーツが2.8円でした。
250万バーツの物件を取得したので、日本円で520万円で購入できましたが、現在は1バーツ3.1円ですので、日本円で775万円となり、為替差益だけで、約250万円も得するのです。
ようするに、ドルで見ると2年前に買ったみなさんの日本の住宅は、現在2割くらい価値が低くなっているわけです。

実際に円の中だけで生活していると感じることのない、世界ではありますが、資産を分散運用するのが一般的になった今では、複数通貨で資産を保有する人たちも増えているわけです。

キャッシュで考えてももちろんマルチカレンシーですし、不動産なので固定資産で考えても海外分散がいいのは言うまでもありません。

参考例2)
僕が中国へ行った際に作った中国銀行の口座には10万元が預金されています。
かれこれ3年前についでに作った口座ですが、当時1元が11円くらいだしたので、110万円くらいでしょうか。それが現在の元の為替相場は17円。
なので170万円となり、60万円も得しているのです。(3年定期にしていたので、4.4%の年率)金利と関係なく、為替差益で60万円も増えていることになります。もちろん引き出していませんし、まだ日本にも持ち帰っていませんので課税対象にはなりませんが、知らないところで得もしています。

参考例3)
僕たちの会社は、日本、タイ、カンボジア、ミャンマーに現地法人や営業所があります。
日本の収益は円、タイの収益はバーツ、カンボジアの収益は米ドルです。(カンボジア、ミャンマーは米ドルが流通通貨となっています。カンボジアに関しては完全に米ドル社会で、現地銀行のATMですらドル建てです)

なので、円、ドル、バーツでそれぞれの国で資産が形成されています。

円の価値が下がればドルの価値があがり、バーツがそれにやや連動されるという感じでしょうか。
今年中盤には香港法人が開設されるので、香港ドルや元での資産も形成されます。

個人ではどうするのか?
やはり国内銀行だけでなく海外銀行での預金がよいでしょう。
以前より外国人の口座開設は難しくなりましたが、まだまだ作れる銀行も多くあります。
なので作れる間に海外銀行の口座開設と外貨預金がいいでしょうね。ネットバンキングできるところであればなおいいでしょう。

以前まではHSBCが外国人でも口座開設できました。
そこの口座はマルチカレンシー口座であり一人の1つの口座で複数通貨での預金が可能です。現在は開設は難しくなりましたが、一部まだできるところもあります。

またシティーバンクや、シンガポールのDBS銀行なども複数通貨が可能だったりしますが、定番はHSBCでしょうね。
またシンガポールUOB銀行などもまだ外国人の口座開設が可能でネットバンキングもできたりします。

みなさんも複数通貨で資産保有してみてはいかがでしょうか。

あとカンボジアの不動産はおすすめです。
家賃収入はドル建てですし、平均利回りは10%以上は当たりまえであと10年くらいは賃貸利回りは高いでしょう。円安傾向の加速する中でのドル収入は魅力です。もちろんデトロイトなどの賃貸需要の高い米不動産も魅力ですが、300万円前後で保有できる安価なところはカンボジアでしょう。

海外口座開設のサポートも僕たちの会社で可能です。

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