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2013年01月09日

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観光立国成功例・シンガポールとグローバル化

現在、タイを中心にマレーシア、シンガポールなどを移動しています。
もちろんお仕事で出張でです。
アジア方面は20年近く行き来しているのですが、実はシンガポールは初めてだったりします。
過去は、金融の経済都市でもあるシンガポールにビジネス上の接点もなく、あまり魅力も感じてなかったのが本音のところですが、ようやくこれらの国々とも何らかの接点を持ちだせた感じがうれしい今日この頃です。
シンガポールは人口約500万人で、面積は東京23区とほぼ同じです。
人口は増加傾向が続いています。
この国は元々の観光資源は全くもっていません。ですが観光誘致には強烈に成功している例でしょう。

2003年の入域観光客数(コンベンション等のビジネスも含む) 460万人
2004年には760万人
2008年の入域観光客数 1200万人
一時期SARSで激減した年もありますが。。
増加の一途をたどっています。

これはシンガポール政府のリーダーシップとネット戦略で5年で実現した数字です。
一定以上に数字を上げるのは2005年にシンガポールが行ったような、大胆な観光政策の転換が必要なのです。

この数字の多くはアジア中心の豊富層の入域者数なんですが、沖縄の立地条件は似ています。またこの国は元々自然、史跡等の観光資源は持ち合わせませんが、沖縄は持っています。
この計画を実現できた一つに、空の玄関口であるチャンギー国際空港の整備が上げられます。この空港は24時間オープンで空港にはスパや映画館、オンラインゲームセンターまでも併設されて、何もかもが便利な施設です。もちろん観光資源を持たないからこういうことでこれらを特化させているのでしょうが。。
この便利な空港から市街地までもタクシーで20分弱(1400円)
市内にはコンベンションセンターやショッピングモール、娯楽施設が充実しています。

シンガポールの経済圏は確実に拡張しています。
隣接地のマレーシアのジョホールバルでは、シンガポールのベッドタウンの大規模開発が、行われています。
直接生産性の低い教育や介護などの部門を隣接地域の物価や地価の安価なマレーシアに移動し、さらに生産性の高い分野の誘致をおこなう政策のようです。いわゆるシンガポールの理念は起業であり営利追求国家のようなスタンスですので。
またグローバル化にもいち早く順応している形でもあるでしょう。教育機関、労働力にボーダーという概念も持ちらわせいないようです。

納税力、すなわち生産性、所得の低い住民はそのコストに合った地域にシフトさせるわけで、住民も居住地を選択できるわけです。

こう聞くと、地域性を守ったりや社会保障的など多くの問題や疑問点も出てくるでしょう。
実際にいいのか悪いのかは別として、グローバル化の加速はまぎれもなくこのような事なのかもしれません。

現在タイに滞在しておりますが、タイには日本企業が、7500社も進出しております。
常時タイに滞在する日本人は、10万人とも15万人とも言われております。
中国に関しては1万5000社を超えております。在留邦人も20万人を超えています。
当然その他の東南アジアの国々にも数千単位の日系企業が進出しておりますが、海外の優遇政策、安価な労働力、今後の経済成長によるそれらの国々の消費力などのマーケットにも反応しており、企業単位で見ると、シンガポールの逆バージョンであったりもするわけです。

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化
自動車で移動できるシンガポールとマレーシアの国境
イミグレもかなり楽です。

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化
人口密度が東南アジアでNo1にも関わらず、かなり緑化整備が進んでいます。
元々ある自然を有効に取り入れて道路整備もかなりいい感じです。

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化
空の玄関口チャンギ国際空港です。
チャンギは、ターミナルが1~3まであり現在、ターミナル4を建設中です。
過剰状態になる前に、予測し直ぐに計画を実行する素早さです。世界でベスト3に入る規模です。
なので、アジア圏の様々な空港と比べ、出入国手続きに時間を有する事もなく人でごった返している感じもありません。

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化
ここは到着後に荷物を受け取る場所です。
国内や多くの世界の空港よりも綺麗で、いい感じ。
植物は全て本物で、ちゃんとそれ用に太陽の光を取り入れる設計もなされています。

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化観光立国成功例・シンガポールとグローバル化
空港内の表示も多言語対応です。
多言語のインターホン対応もあります。
もちろんシンガポール市内の道路標識で、観光客や外国訪問者が訪れる場所もそのようになっています。

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化

観光立国成功例・シンガポールとグローバル化

空港内には、無料の映画館や、公園、プール、ジムなどなんでも揃っていて、トランジットで利用する観光客が退屈することなく滞在できます。もちろんネット環境もOKで無料ですし、充電なんかも無料でできます。

次回はもう少しゆっくりとチャンギ国際空港を満喫してみたいと思います。


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Posted by cyborg-z at 21:05│Comments(0)沖縄のポテンシャル
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