紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

海外とのビジネスでのつながりは、かれこれ１７年はあるのですが、ここ数年間はまったく停止状態でした。
タイやアメリカとの取引は続いてはいましたが、ネットの時代ですので、直接足を運ぶ機会を失っておりました。
その期間は６～７年くらいでしょうか。

それがひょんなことから再び足を運ぶようになり、６～７年の間の情報は活字のデータでしかなかった知識でしたが、再開によりリアルな実状が眼の中に飛び込むと、一瞬でバーチャルからリアルへと知識は変化しました。アジアの国々の変化や、空白の年月をものすごい勢いで僕の頭の中は埋め尽くし、さらには忘れかけてたベンチャースピリッツに再び火が付きました。
あまりにも海外が遠ざかってしまってたと後悔の念まで抱いたくらいです。

いま話した海外に法人まで１年で立ち上げたのは、実はそれはひとつの与太話から始まったのです。
リアルアンドウェブの楚南社長と、（有）オキネットの赤嶺社長とのくだらない会話が、全ての始まりでした。

「毎月お金をかけなく海外へ行きたいね」「海外でなんかビジネス始めたいね」

たった小さなこんな２つのキーワードからスタートしたのです。

僕の中で一番得意な海外は、タイ王国。
さっそく今までの知識を頭の中から総動員してタイの市場視察ツアーを企画しました。
幸い関係者それぞれ３人は、ネットでのプロモーションや集客などには一定の経験がある皆さんでしたので、あれこれと計画を。
沖縄のポータルブログサイトのてぃーだスクエアさんや、国際旅行社さんの協力も経て何とか実現しました。
これが今年の３月でした。
思うだけでなく、検証し５割は可能と判断したら直ぐに行動する。
これは鉄則ですね。

タイ・バンコクビジネス視察ツアー
沖縄、九州から約３０名の皆さんとタイ・バンコクへ行き、タイのヤワラート、プラトゥーナム、チャトゥチャックなどの視察買付ツアーを開催致しました。タイ側ではタイ王国和僑会の谷田貝会長を始め多くの皆様のご協力も得られて盛大な交流会まで実現しました。
これはタイでの古くからの友人のカメラマン泉祐さんのご協力とご尽力があってのことです。


タイビジネス視察ツアーでのバンコク交流会の様子です。

この会がきっかけとなり今では複数の事業者の皆さんがタイやアジア方面でビジネスの取引を始められました。
元々、日本でアジアから一番近い沖縄の立地を生かし事業や、広域経済活動が一番必要と感じていましたので、少しでもそのかけ橋が出来ていることを率直に喜んでいます。

その後、４月、５月、６月と立て続けに小規模のバンコクツアーを開催致しました。
もちろん並行に新たなビジネスを始めるべくリサーチには余念はありませんでした。

中国・広州ビジネス視察ツアー
実はこれと並行に同じ３月に中国の広州へアパレル市場への仕入れツアーも開催しました。
バンコクから戻るや１週間後に中国のアパレルの産地、広州へと。
これに関しては、ワールドワイドアンドカンパニーさんからのお話で、いきなり実現する事に。


中国広州の最終日に撮影した画像です。
中国の広州は、中国で一番多くのアパレル製造業者があつまる地域です。
世界の各地からバイヤーが仕入れに来るだけでなく、世界の一流ブランドもこの広東省に工場を持っているケースが多いのです。

中国・義烏ビジネス視察ツアー
引き続き中国です。
中国、浙江省（せっこうしょう）にある都市、義烏（いーうー）は、１００円均一の故郷とも言われる、雑貨、小物の一大生産都市でもあります。人口２００万人の街に、世界中から１日に２０万人のバイヤーが訪れる大問屋街「福田市場」には、常時６万店の卸問屋が存在します。そんな義烏は、沖縄からだと上海までのフライトが１時間５０分、そして新幹線で２時間の距離にあったりします。ここへも沖縄、九州からの仕入れ企画で、３０名近くの皆さんとツアーを開催しました。
その回数は３回。


義烏、福田市場の入り口の前での記念撮影です。
まるまる３日間の滞在では全く見る事が出来ない広さです。義烏へのツアーは来年も開催致しますので、興味のある方は、是非お問い合わせください。


この間、に数回のミャンマー入りが実現し、ミャンマーへのビジネスの進出も視野に入りつつあります。
今年は１２月の時点で、タイが１１回、香港１０回、中国１０回、ミャンマー３回とあり得ない回数の海外出張が実現しています。
実は年内にあと１回タイとミャンマーがあり、あわただしいのですが、年末年始にカンボジアにも足を運んで見ようかと思っています。


そしてこのように海外へあわただしく回を重ねたのは、市場調査、あらゆる面での事業可能性調査だったのです。
海外で何かを始めたいという思いはあっても具体的な何かがあるわけでもなく、マズはマネタイズが出来るもの。マッチングにより発生するビジネス、多くの人のアイデアや経験を、僕達が提供できる海外の情報とネットワークで、作り出せたらという願いだったのです。その甲斐あってか、今年の１１月２９日に、タイ・バンコクのパーソネルコンサルタントの小田原社長のご協力とご尽力で、タイ・バンコクへ現地法人を設立するに至りました。
現在のスタートはあくまでもテストベースのビジネスで、まだまだ最終形態には至っていませんが、近い将来何らかの形で、改めて披露させて頂きます。実は東南アジア方面ですでに３つの計画を進行させています。
不動産販売は、その間に資金ショートさせないための、ガソリン的なビジネスでしかありません。

今までのビジネスより若干スタートには時間を有しましたが、もちろん海外ですのである意味ではこれでも最短だったのかもしれません。早い時は、構想からビジネスのスタートは１～２カ月の場合もあります。
これも力のある仲間があってから成せる技なのです。
ビジネスは目的ではなく手段であり、次のステップのため、そして自分の環境の向上のために存在すると思っています。
来年はどんな１年になるのか今から楽しみです。

ちなみにスタートした海外ビジネスはこれです　↓　↓　↓　↓

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バンコク不動産


そして今年の締めくくりのイベントは、香港の忘年会兼、大交流会でした。



九州・東海・関東・沖縄・タイ・香港で活躍する日本人の皆さんでの交流会でした。
海外で繋がった多くの皆さんと海外で今年を締めくくりたいと多くの皆様のご協力で何とか実現した企画でした。
佐賀の株式会社みのはらの蓑原社長、博多一番鳥の窪山社長のご尽力で大成功にでした。
今年の海外企画にご参加頂いた皆様本当にありがとうございました！！

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