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2012年09月30日

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沖縄の海外インバウンドと経済交流

先日、アシアナ航空の沖縄支店長とお話をする機会がありました。
来年開港する新石垣空港や、宮古等の離島の就航の可能性についてのお話です。
一言でいうと少し耳が痛いお話でした。
沖縄は、インバウンドには積極的ですが、相手側の国へのアウトバウンドが抜けていると。。
確かにその通りで、航空会社は、カラでは飛行機は飛ばせません。
今回はそんなお話です。
中国との問題で、中華圏からのインバウンドが減少しつつあるようですね。
正確な統計発表は見ていませんが、今年の5月の時点では、前年比の8倍の大陸からの中国人観光客の増加指数を目にした覚えがあります。
それを比較すれば明らかに大幅減少でしょう。

中国東方航空、海南航空、春秋航空など主だった中国キャリアは利用客の激減から、日本向けのフライトの現便を発表しています。もちろん沖縄もその例には漏れないでしょう。

中国人観光客が日本国内で使用するお金は、日本人観光客の約倍と言われています。
8倍に増加した中国観光客数とはいえ、その実数は全体の1割程度でしかありませんが、指数から推測する観光収入で見ると2割に達していたりもします。

人口減少から見る国内マーケットから考えると、イデオロギーやナショナリズムとは関係なく、アジアの隣国との経済交流はより活発にしなければいけません。
冒頭に書いた、アシアナ航空の支店長いわく、「沖縄からのアウトバウンドは殆どありません」の言葉に、頭では理解は出来ていたとはいえ、改めて「なるほど」と思わざるを得ませんでした。

「沖縄は魅力ある観光地ではありますが、沖縄の方が私どもの飛行機を使い、韓国に訪れてくれる数が極端に少なすぎる」9対1くらいの割合だそうです。
ちなみにアシアナ航空の場合は、石垣島に行く観光客が非常に多いようで、先日の報道のあった韓国の格安航空会社ジンエアーなどは、その需要を考えての進出でしょう。
アシアナ航空は来年3月7日に予定されている新石垣空港の開港に合わせ、ソウル-石垣間でチャーター便の運航を計画しているようですが、近隣の観光地である沖縄は身近な海外として魅力ある地域なのです。

ですがアウトバウンドの問題は、恐らくは航空各社は頭を痛めているようです。
本社としてのマーケティングは国内の需要があれば、その地域には就航便を飛ばすでしょうが、現地の事務所では、現地のマーケットの獲得が大きな仕事となるのです。現場を任される人の声で、改めて、沖縄がさらなる国際交流を促進しなければいけない実状を感じました。

よくブログに、海外への事業進出や、買付ツアーを書いていますが、実はこれらの企画は、こんなアウトバウンド需要の喚起と、沖縄の経済的な国際交流の機会を増やしたいという思いからです。
実際に今年に入り、60社くらいの事業者の皆さんを中国、タイ、香港などにお連れしましたが、そのうち数社はすでに海外との物流などの取引を始められています。

沖縄の海外インバウンドと経済交流

画像は今年3月に沖縄から、タイへ約30名の事業者の皆さんをお連れしたビジネス交流会の様子です。

インバウンドとアウトバウンドその両方のバランスが、いい経済環境を発展させるのでしょうね☆

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございます。

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Posted by cyborg-z at 00:36│Comments(0)沖縄のポテンシャル
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