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2012年03月28日

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マーケットの変化と傾向について

ネットの介入で様々なビジネスに変化をもたらしているのは、ネットユーザーの皆さんはかなり実感のあることでしょう。
ネットバンクにネット保険、メガネなどの量販サイトでは度付きのちゃんとしたメガネが2000円以下で買える時代。僕なんかは私服の6割くらいはネットショッピングに依存しているくらいです。
グーローバリズムを加速させている一つの理由があらゆるIT化ですからね(^^;
ネットの介入で、ボーダレス化はさらに加速をし続けています。特に現在の円高のを利用した海外からのネットショッピングもその例の1つでしょう。以前何かの記事で読んだのですが、自動掃除機のルンバも5万円の国内正規販売に対して、海外のサイトから平行輸入をすると3万円で購入できます。ルイ・ビトンの7万クラスの財布も4万円台で購入できたりと円高によるメリットは、ネットの事市場の拡大により利用者増ですからね。

日本のデフレは不景気、いわゆる経済成長の低迷から発生しているだけではありません。あらゆるIT化でビジネスの構造が10年前と比べて大きく変化しているのも多きな要因の一つでもあるのです。その証拠にEC市場は前年比100%を超える勢いで増加しつつありますし、そのマーケットの拡大は、既存店舗の販売よりコストがかからにために安く販売できる特徴が、エンドユーザーに還元されている現象もあるからなのです。もちろんWEB上の価格競争もありますが(^^;

また前者の個人輸入や並行輸入による消費の拡大もその影響のでしょうし、日本企業の海外流出も大きな要因の一つです。
コスト高になった日本の生産ラインは、物価格差、労働対価の格差から海外に流出しています。結果として生産コストは下がり、アジア圏の価格競争に太刀打ちできる経営体質を日本企業が持たざるを得ない実情もあり、加速しています。

その面白い例が、那覇空港に見る事ができます。
バンコク国際空港と那覇空港は国際貨物ハブとして週に6便貨物便が就航していますが、バンコクから那覇空港に運ばれる空輸物は、殆どがキャノンのプリンターやデジカメです。実に100%近くに達する便もあるのです。国内で販売される家電PC周りの機器は、日本企業であっても既に海外製造のものが殆どになりつつあるわけです。
もちろんこれは周知の事実ではあるのですが、改めて那覇空港の貨物の物資を調べてみるとそれは浮き彫りになるわけですね。

大きな流れは既に完全にグローバル、ワールドワイドになっているわけであり、この枠はやがてあらゆるビジネスに浸透してくるかもしれません。その際たる例が、初めに書いた、個人輸入や平行輸入の例なのです。楽天の掃除機売上の上位を占めたのは、並行輸入のルンバなのです。個人販売、個人消費でもそんな流れは既に始まっているってことですね。

僕達が、海外の仕入れツアーや、ビジネス視察ツアーを開催しているのは、いち早くそのスキームを零細事業に適用できるようにするためなのです。

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。




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