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2011年08月07日

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ソーシャルメディアのキャズムと傾向

最近この件に触れることが多くなりました。
ソーシャルメディア。その定義は、ユーザーが情報を発信し、形成していくメディアのこと総称しています。個人が発信する情報が不特定多数のユーザーに対して閲覧可能で、それを見たしたユーザーはレスポンスを返すことができるインタラクティブな動き。

CGM=コンシューマー・ジェネレーテッド・メディアとほぼ同義的な意味であり、ソーシャルメディアにはブログやfacebook、twitter、mixiのSNSや、インターネット上でお気に入りを共有する「ソーシャルブックマーク」、ソーシャルニュースサイト、オンライン百科事典、クチコミサイト、FAQサイト、USTREAMやユーチューブなどの動画サイト、などがかなり種類があります。情報の伝搬力が高いソーシャルメディアはあらゆるジャンルで急激に影響力を増して、web上でのユーザーの滞在時間が圧倒的に長いのも特徴のひとつです。

そんなソーシャルメディアの代表的な存在になりつつあるのが、facebookですが、世界では7億人なのに対し、日本では500万人程度の普及に止まっています。何度かこれについても書いて来ましたが、mixiはユーザー数が、約2300万とも2500万とも言われています。一定のユーザー数に達すると爆発的に増加するのですが、その値をキャズムといいます。この数字は潜在ユーザーの13~16%と言われています。この数字を全人口で当てはめる人もいますが、これは大きな間違いと僕は感じています。企業を省く、一般家庭のネット回線数から出すべき数字だと考えています。沖縄県で考えると、人口は約140万。一般家庭のネット普及率は40%くらいでしょうか。以前の数字では31%も目にしましたし、51%という数字も目にしましたが、どれも確実でないので、間の40%と過程しましょう。この数字の16%が沖縄県においてのキャズム値となります。約56万人でその16%は8万人となります。現在沖縄は東京に次いで2位の普及率とありますが、これは外国人ユーザーをそれなりに含んでいます。半分くらいと考えてもいいかもしれません。これらを省いてこの数字を超えると一般化するという計算ですね。そして全国でのネット普及率は78%と総務省では数字を出していますが、この数字からの出すキャズムは1400万人。でもこれも疑問を感じます。もちろん潜在的なユーザーであることは間違いありませんが、日本でのこれらSNSのアクティブユーザは2000万人と言われているので、その数字から試算すると、300万人くらいが妥当な数字ではないでしょうか。mixiが全盛期だったころのアクティブユーザー数から試算された数字に200万人とありましたが、実は妥当な数字と僕は感じています。ITリテラシーを欧米と同じ基準値で考えるのもね(^^;日本式指数で計るべきでしょう☆
実際に米国でのユーザーは老人から若年者までがSNSを使用している例が多いのですが、皆さんの中でfacebookで自分の両親や、叔父叔母までが、近い将来に繋がる事が想定できますか?せいぜい兄弟か従兄弟まででしょう。そう考えると、ネット人口に比例するのは少し問題を感じるわけですね。ちなみに爆発的にネット人口が増加した背景は60代以上のユーザーの急激な伸びもあるのです。

さてさてこれらソーシャルメディアの特徴のひとつは、企業によるクチコミ活用、マーケティングにおいてソーシャルメディアの活用は必須となりつつあるところでしょうか。それは動画投稿共有サイトの「YouTube」を使ったプロモーション事例や、facebookでの企業ページの使用例も多く登場しています。ただ、企業によるコントロールは難しく、全体潮流を考えた戦略も必要で、プレスリリースなどの処置も同時におこなわなくてはいけません。
ここで勘違いがあるのですが、いわゆるブランド性がある企業、何かしらのベネフィットが確立している企業は難なく成功しているケースが多いのですが、知名度が無い、ブランド性が無い、話題性が無い、戦略性が無いところは、あまり意味を持たないケースもかなり多く存在するのも事実なのです。もちろん知名度が低くてもこれらの4つの要素を作り上げるとそれなりに効果は生まれると考えています。

もう一つの大きな要素もありますね。
企業で使う場合は、その管理者のタレント性というか、アイドル性というか、インタラクティブツールを使用するに当たって、適した人格かどうかにも関係するでしょうね。適当に型通りの応対か、相手の満足の行くを対応か、そしてそれを直接感じるユーザー、それを見るユーザーの反応も変わってくるでしょう。
実は使えば誰でもというわけでもないのです。

もちろん個人ユーザーでもそうですね。
元々タレント性があったり人気者気質の人はヘビーにフレンド申請しなくても自然に人が集まり、やり取りも多くなります。そうでない人は、普通な伸びって感じでしょうか。
現在の沖縄のユーザーさんを何名かベンチマークしていますが、1000にも満たない人でも「いいね」やコメントは多い人もいます。それは数千の人に匹敵しています。数千繋がりを作らなければ一定のレスポンスすら集まらない人もいます。ようするに人間性ですね。ソーシャルメディアは悪い意味でも伝播性は高いのです。無理して話題や注目を作ってもユーザーは気付きます。今はSNSに慣れたアーリーアダプター層が、ユーザーに一定以上のウエイトを占めているのです。

思いつきのままパパッと書いたので、参照資料等無く、数字等に誤りがあるかもしれません。
駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございます。
誤字脱字の訂正はしていませんのでご了承ください。




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Posted by cyborg-z at 11:37│Comments(0)ソーシャルメディア
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