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2012年08月01日

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ミャンマービジネス紀行、ミャンマーのホテルや飛行機は満席

現在はミャンマー滞在3日目に入りました。
ミャンマーの空港はちょうど沖縄の那覇空港と同規模くらいの大きさです。
驚くべきことは、現在ミャンマーに就航している海外エアラインは13社。国内エアラインは5社、計で16社程度しか就航していないことです。しかも海外便の約半分は週に3便程度なので、実質的にヤンゴン国際空港には1日20便未満しかフライトがありません。正直ちょっと驚きました。
ですが開国後の投資額が2.5倍に達するなど海外資本の流入は激しく、それらの発展予測と、20015年のASEANの経済統合に向けた新空港の着工や、元ヤンゴン空港の拡張などが進んでいます。
ミャンマーのホテルや飛行機は満席

昨年のミャンマーの入域者数は、12万人。
今年は5月時点で、同数を突破で13万人。おそらくは25万人くらいに増加しそうな感じです。

日本企業も大手企業を中心に動きが加速しています。
相次いで現地事務所が出来始め、今年1月に丸紅がヤンゴンに加えて首都ネピドーに事務所を開設し、ANAも今年秋より直行便を就航させます。また今後のインフラ需要を見込んで三井物産も首都ネピドーに事務所を新設しましたし、クボタなどのメーカーも事務所を開設した様子です。

これら以外にも今年12月にはローソンの1号店がオープン予定で、1年で100店舗の計画だとか。
さらに驚く事は、日系の合弁企業で、日本の中古バス350台を使用したヤンゴン市内のバスも日本企業がこの秋より営業を開始する始末。

少し前には、スズキやホンダなども、ミャンマーへの進出を検討していると報道されたましたしミャンマーはてんやわんやです。

昨日訪れた、ミャンマーで一番高いオフィスビルのサクラタワー(日立所有)には日系企業が満載でした。
既にANAの事務所も開設されています。

投資に向けて、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)も貿易保険の引受を拡充した。ヤンゴンにある日系企業向けのオフィスビルは既に満室だ。

僕はタイのバンコクからヤンゴンに向かいましたが、この日はやや空席が見立ちましたが、普段はほぼ満席のようです。帰りの便は満席で予定の日程は取れませんでした。飛行機の座席には各国のビジネスマンの姿が多く、観光っぽい人は少なめ。

冒頭に書いたようにミャンマーへのフライトは少なく、比較的多いフライトのあるバンコクを基点とするコースが一般的のようです。バンコクからは毎日複数のエアラインが就航していますので☆

ミャンマービジネス紀行、ミャンマーのホテルや飛行機は満席

これは一日のほとんどのフライトです。凄い少ないでしょ?
これだけ騒がれているミャンマーなので正直驚きました。もちろんドメス空港ではありません。ミャンマーの空の玄関口のヤンゴン国際空港です。

ミャンマービジネス紀行、ミャンマーのホテルや飛行機は満席

これがヤンゴン空港の様子です。
待機している飛行機は5機程度。

ミャンマービジネス紀行、ミャンマーのホテルや飛行機は満席

空港の出口には、タクシーや旅行社、出迎えの人でごった返しています。
ですがフライトは少ないのです。。

イミグレーションは、一般的な海外の空港の5分の1くらいの規模でしょうか。8~10人くらいの規模です。
荷物受け取りのコンベアは3機のみ。。。
飲食店は2件程度。(到着ロビー)

■ここで大きな注意事項です■

ミャンマーでは基軸通貨の米ドルしか換金できません。

日本円もタイバーツも不可。アメリカドルのみですよ!!

しかもシワがあったり、折れているドル札はエクスチャンジしてくれませんし、支払いでも受け取ってもらえません。
本当ですよ。角が折れている。折った跡がある札は、たたき返されました。。。
これにも驚きでした。。。
しかも市内ではほとんどクレジットカードが使えません。
使用できるのは一部の高級ホテル内のみです。

ホテルも一般的なところは殆ど満室で、超高稼働のようす。
今では予約サイトのアゴダでミャンマーのホテルも予約できますので、こちらで予約するのがお勧めです。
今回は僕はミャンマー人の友人にあらかじめ予約を取っていたので問題はありませんでしたが、本当に予約は必須です。

ミャンマーの民主化と、米国の経済制裁解除で、入域客数はまだまだ倍増するでしょう。
今までの入域客が現時点で倍の数になっているので、すでにキャパオーバーになりつつあるのが実情のようです。

ミャンマービジネス紀行、ミャンマーのホテルや飛行機は満席

今回はミャンマーの在ミャンマー大使、ティン・ウィン氏
つい最近まで軍事政権だったので、大使も軍籍を持ち、少将の階級だったそうです。
領事などは少佐や中佐くらいの階級で、2年前の軍事政権の名残が色濃く残ります。首相のティンセン氏も上級大将で陸軍大学の11期ですので。。
ちなみにミャンマーの実質的な実力を持っている方は、陸軍大学の11期~15期くらいの皆さんのようです。
彼らの支援があれば、ミャンマーでのビジネスはスタートしやすいにようですね。

ミャンマービジネス紀行、ミャンマーのホテルや飛行機は満席

副大使のミョオ・ティン氏、ティンウィン大使のはからいで、僕たちの事業などを今後長期的に支援頂けるようになりました。
ミャンマーでの外国企業の認可の方法や、土地の取得の方法など、細かくアドバイス頂けました。

ミャンマーへビジネス的な進出をするなんて、実は1カ月前には考えてもいませんでした。
何かきっかけがあればって程度です。
ですが今回は4件もガッツリと商談となってしまい、ほんといいも悪いも先はわかりませんね。

ビジネスはカメラや写真と同じと僕は考えています。
フォーカスが定まったら直ぐにシャッターを切る。
少し待つと被写体は動き違う場所に行ってしまいますからね。
この瞬間と感じたらそれが最大のチャンスなのです。

ミャンマー進出のメリット・魅力

2011年3月に民政移管され、経済環境の整備も行われ、急速な経済成長性が見込まれる
天然ガス、鉱物など豊富な天然資源。広大な国土(約68万平方キロメートル)を有し、農作物も豊富
約6,000万人の人口を擁し、消費市場として魅力
低賃金で豊富な労働力があり、生産拠点として魅力
ダウェー、ティラワなど経済特区(SEZ)における工業団地開発進行中。優遇税制措置あり
インド・中国の中間に位置し、地理的好条件
識字率90%を超える知識水準の高さ
英国統治下時代があったため、ビジネスシーンでは英語での意思疎通がしやすい
親日的で勤勉な国民性。国民の約9割が仏教徒で一般的に温和な性格の人が多い。
治安の良さ

中小企業でも進出は可能なのです。
皆さん一度は足を運んで見てはいかがでしょうか☆

ミャンマーでのビジネスで現地企業のジョイントベンチャー希望や、誘致などに関する情報が複数ございますので興味のある方はサイドバーよりお問い合わせ下さい。ビジネスチャンスは今です。

ミャンマーでのビジネスで預かっている案件

ミャンマー国内案件を列記します。この部分は更新しました(2013年2月中旬案件)

1.家具製造メーカー誘致/ティラワ工業団地
カチン州政府に割り当てられたティラワ工業団地内の工場用地について、家具工場を
建設・運営する事業者を探しています。カチン州政府が原材料を供給することを条件に
土地は無償提供されます。

2.ペットボトル飲料水メーカー誘致/カチン州
カチン州内にてペットボトル飲料水の製造を行う事業者を探しています。山間地域の自然を
ブランドとして、雇用創出を目的としており、土地の無償提供などの交渉が可能です。

※上記2件共にミャンマー投資委員会への申請により、5年間の非課税となる可能性が高いです。

3.家具製造・販売/カレン州
カレン州の州都パアンにある家具工場から、日本への売り込みを依頼されています。
タイ国境まで140マイルの立地のため、タイ経由での輸送が可能です。
現在は小規模工場ですが、カレン州の政府絡みですので、運営はしっかりしてます。

4.ビールメーカー/ヤンゴン
日本向けのビール輸出を希望しています。輸入元となる優良企業があれば。

5.割り箸輸出/ネピドー
日本向けの販路を探しています。

6.カジノホテル建設用地/ターニンダーリ管区
タイのカンチャナブリと国境を接する場所に、カジノ建設用地があります。
私の知人が、権利を持っています。


最後に、現在進行中の案件について、参考までに列記します。
・浄水場建設事業(月内始動)
・中古自転車輸入(支払い条件交渉中)
・電力供給事業(視察要請中)
・建設業者進出支援(提携パートナー交渉中)
・その他、企業進出案件いくつか。


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この記事へのコメント

やはり、実際に現地に行ってみないと分からない事がたくさんあるんですね。それにしてもミャンマーのパワフルな鼓動を感じます。食べ物は美味しいですか ^^
Posted by 新垣 覚 at 2012年08月01日 07:04
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