2012年04月30日
ホテルのレベニューマネージメントとタイムシェアリング
最近、バタバタとしてちょっとブログがお留守気味でした。
沖縄はGWに入ったとたんに梅雨入りで、名の通りいきなり梅雨本番の空模様です。
全国的には一番カラッとした気候なのですがね(^^;
沖縄はGWに入ったとたんに梅雨入りで、名の通りいきなり梅雨本番の空模様です。
全国的には一番カラッとした気候なのですがね(^^;
僕の仕事の性質は、自分の中での新しい物事にトライする傾向が圧倒的に多いのですが、それがクリエイティブでイノベイティブであり続ける基本にも感じます。もちろん専門に特化した職業や、技術は大いに必要でしょうが、新たな知識や技術を絶えず調べ見に付けるのも、次の扉を開くには必要な事です。自分の専門以外にどれくらい対応できるのか。これがビジネスだけではなく、人間の本質なのかもしれません。
さてさて僕の職歴で比較的長かったのは、旅行宿泊関係の仕事だったりましす。長いと言っても8~9年程度でしょうか。
都市部にあるシティーホテル、外資系ホテル、ホテル開発会社と務めた経験があるのですが、ひょんなことでその職歴が活かされています。
最近はホテルの定価という物がなくなり、レベニューマネージメントやイールドマネジメントという的確な時期に最適な価格で販売し、年間を通してデイレレートアベレージを上げる手法が一般的になっています。
解りやすい例えは、以前にもブログで書いたことのある飛行機の価格ですね。簡単に説明すると繁忙期と閑散期の価格差や、早割などでシートを埋める方法です。ビジネスシートや、定価販売などが一定の販売数に達すると、フライトの原価に達し、その比率から他のシートの販売価格をシーズンによって決める方法です。座席に空気を乗せて飛ばすよりも、例え1万円でも販売出来れば売上になるからです。
現在設定している定価があるとすれば、繁忙期には高く販売し、競争にさらします。もちろん安い順位埋まる傾向もあるのですが、前年比からその適当な価格は設定できるわけで、出来るだけ高く販売し、閑散期には、キャンペーンなどで、安価に提供し、稼働率を前年比より上げ、なおかつ平均販売価格も前年より上げる工夫を続けるマネージメントです。
このようにホテルの客室運用のプランニングやマネージメントには一定の方法が定着しつつありますが、これら以外にも複数の方法があります。
タイムシェアリング
そんなマネージメント視点プラス、シェアの囲い込みなどの手段としてタイムシェアリングという方法があります。
現在そのタイムシェアのスキーム作成の仕事があり、色々と作りこんでいます。
タイムシェア販売とは、いわゆる空間の権利販売で、権利を取得した会員が施設を利用するときの予約方法のひとつです。先着順に申し込む方法では、連休や夏休みなどオープンシーズンの時期には予約が取れない人が増えてしまいがちになります。これを防ぐために、1年のうちで確実に利用できる日をあらかじめ会員ごとに割り振ることをタイムシェアリングで、欧米では一般的に受け入れられている方法です。いわゆる顧客の囲い込み方法と資金造成方法でもあるのです。
利用日の設定は、利用可能な日のカレンダーが毎年変わるローテーション方式と、毎年決まった1週間に固定するワンウィーク方式があります。
ですがこれは日本では、あまり浸透しなかったスキームだったりします。
それは日本のサラリーマンは休みが取れにくい、そして正月、GW、お盆と休暇が集中しているのが主な理由に上げられるからです。ですがそんな部分を克服するのが、今後のインバウンド市場、いわゆる海外での見込み客層への販売だったりします。現在複数の宿泊施設に対応できるアジア広域の中国語圏向けのタイムシェアリングのシュミレーションを作っているのですが、権利、約款など地域文化の違いもあり色々と検証の幅がありますね。
見る角度によれば、ホテルの会員券化、有価証券化での権利販売にもつながります。金融商品には現在当てはまらない見解ですので、ホテルファンドでは使い道が高い方法かもしれませんね。
そんな簡単ではないのですが、色んな形で検証立案中ですので、また近いうちにブログで紹介してみたいと思います。
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都市部にあるシティーホテル、外資系ホテル、ホテル開発会社と務めた経験があるのですが、ひょんなことでその職歴が活かされています。
最近はホテルの定価という物がなくなり、レベニューマネージメントやイールドマネジメントという的確な時期に最適な価格で販売し、年間を通してデイレレートアベレージを上げる手法が一般的になっています。
解りやすい例えは、以前にもブログで書いたことのある飛行機の価格ですね。簡単に説明すると繁忙期と閑散期の価格差や、早割などでシートを埋める方法です。ビジネスシートや、定価販売などが一定の販売数に達すると、フライトの原価に達し、その比率から他のシートの販売価格をシーズンによって決める方法です。座席に空気を乗せて飛ばすよりも、例え1万円でも販売出来れば売上になるからです。
現在設定している定価があるとすれば、繁忙期には高く販売し、競争にさらします。もちろん安い順位埋まる傾向もあるのですが、前年比からその適当な価格は設定できるわけで、出来るだけ高く販売し、閑散期には、キャンペーンなどで、安価に提供し、稼働率を前年比より上げ、なおかつ平均販売価格も前年より上げる工夫を続けるマネージメントです。
このようにホテルの客室運用のプランニングやマネージメントには一定の方法が定着しつつありますが、これら以外にも複数の方法があります。
タイムシェアリング
そんなマネージメント視点プラス、シェアの囲い込みなどの手段としてタイムシェアリングという方法があります。
現在そのタイムシェアのスキーム作成の仕事があり、色々と作りこんでいます。
タイムシェア販売とは、いわゆる空間の権利販売で、権利を取得した会員が施設を利用するときの予約方法のひとつです。先着順に申し込む方法では、連休や夏休みなどオープンシーズンの時期には予約が取れない人が増えてしまいがちになります。これを防ぐために、1年のうちで確実に利用できる日をあらかじめ会員ごとに割り振ることをタイムシェアリングで、欧米では一般的に受け入れられている方法です。いわゆる顧客の囲い込み方法と資金造成方法でもあるのです。
利用日の設定は、利用可能な日のカレンダーが毎年変わるローテーション方式と、毎年決まった1週間に固定するワンウィーク方式があります。
ですがこれは日本では、あまり浸透しなかったスキームだったりします。
それは日本のサラリーマンは休みが取れにくい、そして正月、GW、お盆と休暇が集中しているのが主な理由に上げられるからです。ですがそんな部分を克服するのが、今後のインバウンド市場、いわゆる海外での見込み客層への販売だったりします。現在複数の宿泊施設に対応できるアジア広域の中国語圏向けのタイムシェアリングのシュミレーションを作っているのですが、権利、約款など地域文化の違いもあり色々と検証の幅がありますね。
見る角度によれば、ホテルの会員券化、有価証券化での権利販売にもつながります。金融商品には現在当てはまらない見解ですので、ホテルファンドでは使い道が高い方法かもしれませんね。
そんな簡単ではないのですが、色んな形で検証立案中ですので、また近いうちにブログで紹介してみたいと思います。
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Posted by cyborg-z at 17:49│Comments(1)
│ビジネスのヒント
タイムシェアにも色々な方式があるのですね。。。日本人も有給休暇20日を使い切って、1ヶ月のバケーションするようにならなきゃいかん!
Posted by Kenji at 2012年05月05日 23:37
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