紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

海外企業との取引はかれこれ20年近くになりますが、いわゆるスモールトレードレベルで、ガッツリと海外ビジネスをしていたわけではありません。コンテナ規模も過去に数回しかありませんし、普段はエアーで運べるレベルでした。
さらにはここ５、６年はその分野からコンサル業にシフトした関係もあり、海外との取引は皆無に近くなっています。

僕個人の目標というかビジョンの中には、もちろん海外進出もしたいし、将来的に海外に住んでいみたいという思いもありましたが、そもそもは計画性があったものではなく、空想の域にすぎませんでした。でも考え、願う事は、いずれは行動に移り、そして成就するもので今のビジネスのスタイルはそうなりつつあるのです。

ここ数年、日本経済の本質についてそれなりに研究してきました。
それは過去のブログを見て頂いたらお分かりかと思います。
人口の減少期を迎えた日本。巨大な国債発行額。国だけではなく地方のプライマリーバランスなど、プラス要素は少なく少ない望みでもあった、インバウンド増の内需見込みも原発問題と共に距離がまた遠くなりました。日本経済や行政の構造改革も今となっては形骸化していますしね。政治的解決は現状不可能に近いでしょう。

人生の半分は自営業という手段で生業を営んできたので、年間数%人口が減少する日本そして、企業や資産の海外流出が続くなかでもこの国で生まれたからには、ここで生活し、ビジネスという経済活動を続けなくてはいけません。

今住んでいるのは沖縄です。
辺境国日本のさらに辺境というところに位置し、隣国はすぐ目の前です。ご存じの通り島国であり陸路での経済交流ありません。魅力ある自然や、どこよりも美しいサンゴや海、そして文化など他の地域には見られない沖縄ではあるのですが、今回の北朝鮮のミサイル問題でも、観光イコール経済に直接影を落としました。団体旅行等のキャンセルですね。
昨年は震災の影響で前年比４０％以上の業績ダウンに落ち込んだ企業も見られました。90年代にあった台湾海峡の緊張では、沖縄県の倒産件数は過去最多との記憶も。

そんなこんなで、一昨年くらいから収入の半分は海外で何とかしたいとという考えに至ったわけで、冒頭に書いた海外との繋がりやビジョンは行動に移ったわけです。今年に入りそれは加速して月に２回ペースにもなりつつあります。
目標は２年以内には収入の半分は日本で、半分は海外にシフトするのが今のビジネスモデルですが、今のところ海外での複数の販売計画も順調な滑り出しで、さらにビジョンは広がりを見せ、今後面白い展開になりそうな感じです。その税収とベースとなす雇用は沖縄で発生するわけですからね☆

意外とやってみると出来るもので、何事もトライするに限ります。
全てはゼロから始めるのがビジネスですからね。２代目、３代目さんは違うでしょうが、普通は始点はゼロですからね☆

やったことがない、経験がないは関係ありません。
小学校も行ったことないのに卒業できましたし、企業も就職したことなくても給料もらえましたし、ようは前に進む事が重要で、結果は後から付いてきます。混沌とした経済情勢の中、次の扉を開く人が新たなビジョンを描きそしてチャンスを掴むのです。

今行っている海外のビジネス視察ツアーはそんな海外の環境を皆さんに見てもらい触れてもらいたいために企画した内容です。僕は情報やスキームはシェアするものと考えています。ヒントをつかめる人は、大きなチャンスにつなげる事ができると確信しています。

駄文に長々とお付き合い頂きましたありがとうございました。







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