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2013年10月18日

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日本の昔と、東南アジアの今

以前にも似たようなブログを書いたことがあるのですが、今の東南アジアで感じること、日本人として感じることを書いてみます。
僕がアジア方面に初めて出たのは、今から26年前になります。
始めて行ったのはパキスタン、アフガニスタンです。ちょうど17歳の終わりごろでしょうか。
そしてその次はタイ、マレーシアそれが23年前くらいでしょうか。タイへの仕入や買付の仕事に携わるようになったてからは、17年くらい。いまはやっていませんが。。

日本からタイやカンボジア、ミャンマーに来られる方の言葉に「なんかなつかしいね」が比較的多くあります。
その通り。僕の年代ですらどこか懐かしさが感じられ、昔日本でも感じた活気や、向上心?的な前向きな空気感が全体に佇んでいるのが、僕がアジア諸国を好きな理由です。

少々いい加減、少々アバウト、こんなのは当然で、高度成長した日本人の様々なリテラシーと比較するのは、ナンセンスだと僕は感じています。
日本の場合はありとあらるゆものが、法で規定され係争や、議論を数十年積み重ねてきて現在の法の解釈や、判例その他一般論に形成されているので当然なのです。おそらくは東南アジアの多くの国々は今後、多くの経験を積んで成熟した法形態、そして経済、民度へと上昇していくでしょう。

その過程を今の日本と比較することがナンセンスなのです。

日本でも大きな火災などの事故が起これば、それに関係する法は厳しくより厳格に変更されますし、当局の管理も厳しくなります。
それはどこの国でも同じでしょう。大きな問題が多発すればそれに対して改善し、管理も厳しくなっていく。そんなのもでしょう。

タイは経済が急成長中で、多くの高層ビルが建設されています。
パッと見た光景は、日本の地方都市よりはるかに都会でもあるのです。

バンコク不動産

バンコクのやや郊外の光景ですらこのような感じです。
中心部へ行けば、さらに大都会の摩天楼が広がる光景がまっています。

バンコク不動産

高層ビルや高級コンドミニアムが乱立するバンコクの街中の一角の画像です。
バンコク市内には所々にこのような古い住宅や、まだトタン屋根のバラックのようなもの多くあります。

僕は大阪出身なのですが。ちょうどまだ小学生だった頃は、大阪駅の前にもトタン屋根のバラックが並んで戦後の闇市の光景の一部が残っていました。100円ラーメンなどのお店も中学生のころまでこの付近に残っていた記憶がまだ脳裏に浮かびます。

当時の郊外の市場や商店街へ行くと、今思えば今の東南アジアの市場とは大差ない感じだったように思え、このかすかに残る記憶が「なつかしか」につながるのでしょう。
僕は40代になったばかりなのですが、アジアへ仕事やアテンドで来られる皆さんで、僕より年齢を増している50代、60代の方が「アジアは清潔感がない」「この国の施工はまだまだだ」「こんな会社で大規模なの?日本の会社はこうだ」などとよくおっしゃります。

時代から考えるとタイでもまだ日本の30年くらい昔と言われていますし、ミャンマー、カンボジアに関しては50年前というのが一般的な視点です。
当然30年も50年も未来から来ての比較だとそうなるでしょう。
ですが、日本での30年、50年前の光景や生活、飲食店の状況、市場など考えればそこまで大きな大差はないようにも感じるのです。

よく会話で「10年前に戻りたい」「20代に戻りたい」などとたとえとして出ますが、年齢こそ若返りはできませんが、アジアにはそんな環境とマーケットが存在しているのです。

高度成長、そして経済大国としてGDP2位に上がりつめた上に胡坐をかいだ日本人。
自分たちの経験も過去も生かしきれてないのかもしれませんね。
もちろん現在、完成しきった成熟経済の日本の中でも、まだこれからルールから何まで作られている50年代、70年代の日本が残されたまだ成長過程の国に大きなチャンスを感じる人、そしてまだまだ成長してからと思う人、この差は大きいでしょう。

現在このブログはカンボジアからなのですが、ここプノンペンで起業している日本人はまだ50〜80人程度でしょうか。

東南アジアには先進国化したシンガポール、そして成熟し始めているタイ、これから発展を始めるミャンマーやカンボジア、ラオス、インドネシアなど
多くの国々に約6億人の人口が存在しているのです。

時代的には30年から50年は遅れていると言われる東南アジア諸国ですが、今ではITの普及率、スマホ、タブレット化は日本以上の国もあり、タイでは4Gサービスもリリースされています。小学生には国から無償でipadの支給もあるくらい。
情報スピードはここ数年で先進国と同じ速度を身に着け、これから大きな発展が始まりそうです。
そんなアジアさらに密着して何かしたい気分の今日この頃です。

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