紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

紺野昌彦オフィシャルブログ

LINEで送る

2011年11月24日

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

中国観光客へのプロモーション

沖縄観光に関することですが、インバウンドやその対策について最近よくブログに書きます。
やはりそれは対応が遅すぎるように感じるからなのですが、今ちょうど沖縄の国際通りにある全てのお店の中国語対応がどの程度なのかを調査しています。(個人的にですが)

僕のクライアントさんやお付き合いのあるお店では、かなり中国語でのポップアップなどでプロモーションをしているのですが、以前にもブログ書いたように日によっては、中国系の観光客の売り上げが20~30%のウエイトを占める日もあったくらいです。過去には殆ど見られなかった状況ですね。もちろん医薬品や化粧品の量販店には中国系の観光客が大挙として押し寄せているのでその売り上げはかなりの日もあるでしょうね。

実際の中国語圏からの観光客数は確か43万人で、沖縄県全体の観光客からみると10%未満ですが、それ以上のパーセントで売り上げが上がるのはプロモーションの力でしょうね。そして来年以降はさらに中国からの観光客は伸びる要素が満載なのです。これも先日のブログに書いたように、今年の夏までは、中国から那覇は東方航空だけだったのが、今年の夏より、海南航空が就航しましたし、来年の春からは中国国際航空が那覇に就航します。今までの3倍の運行量になりますからね。それはもちろんインバウンド数に反映するでしょう。ですが真剣に中国で沖縄のプロモーションを行うのと、現地沖縄での中国観光客に対するプロモーションも重要な要素となります。

現在、中国で発行される数次ビザは一度は沖縄に入らなければいけないというルールが付いていますが、そのビザを手に入れるためだけに沖縄に観光?に入る中国人は多く、ビザ目的に1日だけ滞在して翌日帰る人も相当多いと聞いています。その1日は国際通りで過ごす確率は非常に高いでしょうし、もう少し滞在したいと思わす対策も必須なのかもしれません。

さてさて前座が長くなりましたが、国際通りで中国語での対応がどれくらい出来ているか見て歩いたのですが、かなり少ないのが実状です。以下の画像はその何点かを写したものなのですが、国際通り全体で目に付いたのは20店舗未満でした。正確な数は現在調査中ですのでまた近いうちにUPしますね。

中国観光客へのプロモーション

中国観光客へのプロモーション 中国観光客へのプロモーション

中国観光客へのプロモーション

一括交付金で沖縄の観光標識で言葉のバリアフリーを実現してほしいですね。
仕事や旅行で海外にはちょくちょく行くのですが、観光地と自負している地域はどこも数ヶ国語で対応できています。タイのバンコクなんて日本語見まくりですし、ギリシャのパルテノン神殿周辺のお土産屋ですら日本語で「日本円つかえます」「日本語わかります」なども見ました。もちろん観光客の全体数で日本人はそれほど多いとも思えないのですが。。バンコクの場合は7万人近くが常時滞在しているので、さもありなですが、今後アジア経済の力を沖縄経済へ反映させるには重要な第一歩かもしれません。

もちろん県やコンベンションビューローさんも無料の中国語化や、ぎんれんカードの端末配布などをおこなっていますが、そんなサービスをいち早く見つけ、そして利用する。そんな情報リテラシーを個人商店レベルでも身につける時代なのかもしれませんね。観光立国を沖縄から牽引しましょう☆

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。






G+沖縄起業支援D.PROJECTのページ

G+選挙プランナーD.PROJECTのページ



同じカテゴリー(起業のヒント)の記事
Posted by cyborg-z at 08:15│Comments(1)起業のヒント

この記事へのコメント

たしかに逆の視点で見ると、海外旅行での日本語の看板や案内は目に飛び込んでくるので想像以上に効果ありますよね。基本かもしれませんが“お客様目線”は外国の観光客でも同じなんですね!
Posted by 新垣 覚 at 2011年11月24日 08:47
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。

コメントを書く

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。