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2011年10月29日

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タイの洪水とアジア経済

タイの洪水が深刻化していますね。

タイの洪水とアジア経済

僕が初めてタイに行ったのが、18歳の時なのでかれこれ20年にはなるでしょうか。
それ以来タイとは雑貨やアパレルの輸入のお仕事で細く長く切れない関係なのです。先日久々にバンコクに足を運んだのもそんな関係ででした。

みなさん知っていましたか?そんなタイは驚くくらい日本の企業との繋がりがあるのです。
ジェトロバンコク事務所、JODCバンコク事務所の調べですが、バンコク日本人商工会議所は、世界で一番の会員数を誇っています。もちろん調べが付く範囲で、これ以外も相当数あると思われます。
日本法人による資本参加が確認できたタイの企業の数は、約3100社。具体的に日本側の出資者や企業が把握できたのは約2600社らしく、それを基準にしても、日本人商工会議所の会員1177社の2.5倍以上の日系企業が進出していたことになります。改めて調べたら凄い数ですね。。

2600の日系企業のうち中小企業は約1300社で、その比率は51%。そのうち製造業が747社で55%を占め、次いで卸売業の246社・18%が続いています。中国が台頭しているとは言え、政治、経済が安定しているからでしょう。
昨年の赤組み黄色組みのタイの騒動もありましたが、あくまでも一時的な政権移行程度のことであり、大きくはタイ王国とした安定基盤が基準と判断されているからでしょうね。

この数字だけでも日本とはかなり経済上の繋がりが伺えますね。
これがどれくらいの影響があるのかは現時点では僕には計測不能ですが、少なかれ影響は出るでしょう。
現時点での報道をまとめてると、自動車メーカーの部品不足が深刻化してきていることが感じられます。またハードディスク駆動装置(HDD)が不足する懸念も強まっています。実はタイは世界生産の5割を占める事実もご存知でしたか?そのタイの工場の大半が浸水中。。これは日本だけではなく世界的に他国での代替生産にシフトしつつも遅れた対応だそうですね。。

1日でも早い収拾を願っています。
12月にはもう一度バンコクに訪れようかと考えています。バンコクには知り合いも多く、何かのお手伝いが出来ればと。そして今後の状況と回復速度もこの眼で確認したいのです。来年中には何らかの拠点をバンコクに持ちたいので。
以前にタイでの現地法人の設立方法などを調べた事がありますので、また近いうちに参考までにブログにUPしますね☆


タイの洪水とアジア経済

画像はバンコクで一番高いビルです。
バイヨークスカイタワー。地上309m、88階にもなる超高層ビルでここはホテルなんですが、日本円で6000円程度で泊まれます☆次回はここに泊まりたいな☆


駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。











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Posted by cyborg-z at 15:28│Comments(0)タイ・バンコク経済
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