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2011年09月28日

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ソーシャルメディアの講義カリキュラム

現在、僕たちの会社で運営しているビジネススクール、キャリアデザインアカデミーで、新しいカリキュラムを作成しています。基金訓練校が法改正で無くなり、新たに求職者支援訓練となりましたが、時限立法的な学校から恒久的ビジネススクールに何とか継続できるようになりました。提出書類や審査の基準も3倍ほどハードルも高くなりましたが、何とか認可も受講生枠も頂け一安心です。新規事業者の参入も今では出来ないので、募集に専念することも無くなり一安心。

沖縄は経済特区の制定で、流入企業は増加しています。昨年までに約240社で雇用数は20000人以上になっています。実数として多いのか少ないのかは判断に困りますが、ハローワークの求人状況を調べてみると、フルタイム雇用が常時100名前後は出ている傾向なので、一定以上の効果はあるのではないでしょうか。
そんな推移を調べてグラフ化するとこんな感じです。

ソーシャルメディアの講義カリキュラム
(データ自社作成)

そんな環境もあり、新しいカリキュラムの作成に頑張っています。
ネット社会ではソーシャルメディアの普及に伴い、多くの企業がプロモーションやマーケティングにこれらのツールを使用しています。もちろん従来のwebクリエイターとしての知識では対応できない部分もあるので、キャリアデザインアカデミーでは、海外や日本の企業使用例なども踏まえ、新しいwebマーケティングをリリースしたいと考えています。

ソーシャルメディアといってもfacebookだけではありません。
次の数字はとある企業の調査資料で、企業ソーシャルメディア利用動向調査報告書2011注目活用事例と企業担当者1000人調査によるものです。
企業の使用の例は、Twitter利用は58.0%、Facebook利用は38.7%、うちFacebookページ開設は33.6%
何らかのソーシャルメディアに取り組んでいる企業において、使用しているソーシャルメディアでは、Twitterが58.0%でいまだに最も高く、より一般的なブログが44.5%で実は2位。Facebookは38.7%、mixiはユーザー数でダントツにも関わらずビジネス使用に制限があるため35.0%。映像系のソーシャルメディアではYouTubeが31.7%。
Facebook利用企業では、Facebookページを開設しているのは33.6%であり、開設を検討しているのは37.2%となっています。この数字は注目すべき数字であり、ネット滞在時間で、ソーシャルメディアはダントツの1人平均55分という長時間滞在なのが既に反映された結果と言って過言ではないでしょうね。

そんな中、沖縄県におけるネット普及率は、全国平均を大きく下回り、2010年の総務省統計によると沖縄県のネット環境とPCの普及率は約40%で、東京等の大都市部での90%台(2010)と比較するとその差は大きく、県内におけるパソコン等に必要な情報ならびにITリテラシーも低い状況が就職環境に直積的な影響がある上に、基礎的なPCスキルもそのパーセンテージに比例すると考えられます。ですがfacebookの普及率は、人口比では東京都に次ぐ2位という数字もあり、今後の企業のIT化促進の加速に伴いそうなので、一定以上のITリテラシーを有する人材の育成は急務と考え、これに対応すべくカリキュラムの作成を行いました。もちろん僕はユーザーとしては使用期間としては長いのですが、ITリテラシーは人並みですので、専門の皆さんに頑張ってもらった感は否めませんが(^^;

もちろん現在までに開講した6クラスに関してはどれもソーシャルメディアの講義が組まれています。
ですが、さわり程度の授業で、5時間授業が10日程度です。新しいカリキュラムでは、大幅増加です☆さてさてどうなるかまた開講後にその様子もブログで紹介いたしますね☆

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。









Posted by cyborg-z at 08:45│Comments(1)

この記事へのコメント

twitterの手軽さが数字に現れている感じですね。
ITリテラシーの低さは今後、経済格差につながりかねないので
紺野さん達のお仕事は意義深いですねぇ ^^
Posted by 全力転職フォーラム 新垣覚 at 2011年09月28日 08:53
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