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2011年01月14日

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無価値動作について書いてみました

ちょっと考え物でもあるけど、頭の中に置いておきたいこと。
それは「無価値動作」
会計学的な考えのようですが、なるほどと思いつつそしてちょっと人に対して、無機質で機械的だなとも感じてしまいます。ですが、経営者たるものとしては、やはり頭の中には置かざるえないのでしょうか。

動作研究を考えるための設問として行動イコール付加価値動作があります。
これは会社の利益に貢献している行動を指します。そして移動や書類の管理で行き届いていない動作は「無価値動作」に分類されるそうです。実際にはこのような無価値動作にもコストが生じています。
例えば年収600万円のビジネスマンが、1日8時間の労働で年間に250日に働いた場合、600万÷(250日×8時間)だと時給換算すると3000円になります。これを分給に計算すると1分間に50円となります。こう考えると1分ボケっとすると1分間の無価値動作で50円のコストの無駄使いになってしまうのです。もちろん多くの人はここまでは意識しません。意識するのもある意味病的かもしれませんが、全くしないのも少し問題でちょっと難しいですね(^^;
ですが、スターバックスや、ファミレスチェーンなどのオペレーションはこれらを基準に考えられています。短時間でオーダー商品を提供する。スピーディーな対応が付加価値動作となり少ない人数で高収益を上げて成功している例もあるのです。

余談ですが。。
この日給換算は、行政の外注事業にも算式として使われています。
役所の課長レベルの年収を時給計算で算出すると、5000円前後になります。日当では45000円。凄い額でしょ?僕が、厚生労働省の中心市街地活性化政策の講師をしていたときは、この算出で報酬が計算されていました。その時の僕の日給は45000円でした。これも考え物ですね(汗


これに対比した考えもあります。
社員を管理しない方法で高収益を上げているパターンもあるのです。その代表的存在が、あのグーグルです。それは管理しない人事なのですが、自発的に自分のバリューを加えてクリエイティブな発想を維持するには、できるだけ階層を作らずに仕事を管理できる体制を作るに限るそうです。グーグル的な考えでは仕事に管理が加われば、イノベーションは絶対に生まれないと。もちろんこれには、グーグルの創業時期の体験が大きく影響しています。それは共同創業者の2名は検索エンジンの開発に知人のガレージを借りて少人数で寝泊りしながら作り上げた経緯がありました。その体験からこのような考え方、社風になったというわけです。そしてその理論で現在の姿があるのも事実です。

あなたの会社はこの双方のどちらですか??

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。



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Posted by cyborg-z at 23:42│Comments(2)ビジネス

この記事へのコメント

どうでしょうね・・・
企業人たるもの、スタンバイも仕事の内です。時間を拘束されるので、100%無駄ともいえないのですよ。時は金なり・・・この待ち時間を自分の為に使えたら!と何度思ったことか。
そういえば、かつて1時間30分ほどのショーで40万弱稼いでいた人が横にいます。これも・・・どうなの?
Posted by mimi_mo at 2011年01月15日 21:39
mimi_moさん
コメントどうもです。
これにね練習の時間とかも足して仕事の金額割るんだよ☆そうして年間で見てから計算だ☆
Posted by cyborg-zcyborg-z at 2011年01月31日 11:58
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