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2011年03月12日

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東北地方太平洋沖地震の経済的影響

東北地方太平洋沖地震の経済的影響
この度は東北地方で発生した大地震により、想像を絶する被害がでています。

僕も過去に阪神淡路大震災を経験している身ですので、とても他人事には思えません。

そして僕の父方の実家は、福島県相馬市。

報道映像で見られた方も多いかと思いますが、津波で跡形すらなくなった街です。。

この災害で亡くなられた方々の冥福をお祈りするとともに、災害の影響を受けた多くの皆様に謹んでお見舞い申し上げます。


震災無償協力

なお、沖縄で私達の運営するゲストハウスの施設の一部を無償で開放します。

施設の規模が大きくありませんので、沖縄で足止めを余儀なくされている被災地、宮城県付近の皆様に限定させて頂きます。

なお期間的なものは、他のお客様の予約状況もありますので、長期的な対応は出来ませんが、微力ながら出来る限りのご協

力を致します。

また被災地からの一時的な非難などをお考えの皆さまも、可能な限り相談お受け致します。

それ以外で足止めを余儀なくされている他の地域の皆さまも、特別な価格で対応させて頂きますのでお問い合わせください。

098-863-4006  沖縄ゲストハウスYUKURU



地震の沖縄への影響
今回の地震で沖縄が受ける経済的な影響を考えて見ました。
こんな時期に不謹慎でもありますが、今の仕事で多くのクラインアントさんがいます。それら事業者の今後むえる環境を知らなくてはいけないのと、そこでの雇用も守らなくてはいけません。そして僕たちが運営しているゲストハウスも観光に直接影響のある事業ですからね。
まず直感で、沖縄への入域観光客の減少が予想されます。
ここ数日からの個人旅行、団体旅行のキャンセルの増加。このGWまでは混乱が続くでしょうから、全ての時期での前年比割れが予想されます。その後の梅雨時期があるので、半年くらいは市場にも影響があるでしょうね。さらにこれらによる体力の無い企業の倒産やそれによる失業も考えられます。基礎体力のない零細企業は今からなんらかの対応が必要かもしれません。今日もこれらの統計調査の内容をクライアントさんに持ち込んで対応を協議してきました。運転資金の強化や、マーケティング戦略の見直しや、そしてその中で売上の一部を義援金として使えないかなど。。

ですが、これは悪いケースの予測で、過去のデータを精査していると、逆の数字で判断に困るチャートも出てきたのです。
それは阪神大震災時の観光指数です。1995年の沖縄への入域観光客は増加していました。イメージ的には2割程度の減少くらいあったのだろうと、調べてみたのですが、このような結果でした。


東北地方太平洋沖地震の経済的影響

このチャートがそうです。
震災の年でも増加で、その翌年は大幅に上がっているのが分かるかと思います。本来ならもう少し増加が見込めたのに抑制がかかったのでしょうね。そしてその反動が翌年に出たのかなとグラフだけからでは推測してしまいます。
ただ今回と大きく違うのは阪神大震災時は直下型の地震で被災地が広域ではない事です。そして東北地方太平洋沖地震では複数県に跨る広域が被災地と言うことです。経済規模や人口規模、所得規模などをもう少し調べて、経済影響を試算しないと判断できません。神戸の場合は神戸市を中心に50km程度が大きな被害のあった地域ですが、今回は400kmとも500kmとも言われています。どれくらいの影響があるか過去のデータを元にもう少し調べてみます。ですが、非常に不謹慎極まりない事を書きますが、阪神の際には復興の特需で複数の業界は景気が向上したのも事実もあります。このような背景と、海外投資が日本に戻るのとが影響して為替相場は円高になる傾向があるようです。
ですが、本当に想像がつかないのが、率直な感想です。
今後発生する色々なケースに備えて、それぞれで少しでも対応できるようにしましょう。

東北地方太平洋沖地震の全国的な経済影響は今色々と調べていますので、数日中にブログにUPしますね。

東北地方太平洋地震 経済 影響



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Posted by cyborg-z at 18:57│Comments(0)緊急
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