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2011年02月27日

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ネット選挙に関する研究

現在の仕事の一環に政治や選挙に関するコンサルがあります。
その関係でよく質問されること。それはネット選挙ってどうなるの??って質問です。今回の統一地方選挙にも間に合わなかったんネット解禁ですが、取り敢えずは段階を置いたものでしょうね。選挙中のwebの更新や、当選の御礼のUPなど、現在グレーのものが白になる程度がスタートな感じでしょうか。
ですが何処までその解禁が武器になるのか。。

それは3年ほど前からかなり深く研究しています。選挙に対するwebの効果を。
昨年のテスト使用では予想以上のアクセス上の効果はでました。結果としては、僕達のプロモーション初の次点とはなってしましましたが、選挙中のwebやブログのアクセスはダントツで過去最高のアクセスがありました。通常の選挙中のアクセスは国政選挙で1日300前後のアクセスでしたが、前回では1日に600~1000アクセス。一番ピークの日には2000を超える日もありました。僕達の経験する国政レベルは3回あるのですが、NO1です。

現在はこの方法を地方議員の選挙に応用できる戦略を何パターンか考えています。想定どおりなら国政レベルと同じアクセスが出せると考えています。

幸い僕たちのグループではwebサイトの商用戦略ではそれなりの研究をしていたので、その応用が大きくそれを政治や選挙に改良を重ねたものです。
もちろんビジュアル的なプロモーションには一番自信があるところなんですが、今ではそれと同様レベルまでに達しています。明日は出張なのですが、その仕掛にリアルに動いて来ます。そうです。バーチャルとリアルの融合こそが、多くの有権者に意識される仕組みとなるのです。ホントここまで書いて中身が書けないのが残念なのですが。。。
現在数名の地方議員さんの協力を得て色々なテストをして行きますのでまたその状況はブログにUPしてまいります。

このような話を少しお年を召した議員の方にお話するのですが、その重要性をあまり理解していただけないケースもあります。
そのように考えている、感じている人のために何点かのデータをUPしますね。


ネット選挙に関する研究



これは世代別のITユーザー数を示すグラフですが、一定の高年齢層までがそれなりのパーセントを占めるのがわかると思います。もちろんこれら全てのユーザーが政治に関心があるわけではありません。ですが、web上で検索する人は意識の高い人たちなのです。その関心度をピラミッドグラフに表した頂点部にすらwebでアプローチできていないのは非常に問題があると思いませんか??その人たちは、通所の物流や情報伝達に言うアーリーアダプター層なのです。いわゆるスピーカーとなってくれる層。ここを占める人種にそれなりのアプローチが出来て、支持される要素を作り上げるのが僕たちが考える戦略なのです。
ちょっと書きすぎましたが、これは戦略上概念の3割程度。

ネット選挙に関する研究



このグラフは総務省の資料からなのですが、今のネットユーザーをよく表したグラフだと思います。
これを見るとモバイルからのアクセスも非常に高い。このユーザーにも同様な事が言えますよね。ただwebを作るだけではいけません。どのように動きのある(アクセス数)仕組みを作るかがポイントなのです。


ネット選挙に関する研究



現在の商用レベルに少しでも近い仕組みを取り入れ、そして理解する事がこれからは重要なのです。
今までの選挙ではそこまで重要ではなかったと僕も感じていますが、3年くらい前からは如序に変わりつつあります。僕らですらSNSでの呼びかけで50~80名は色々な集会に無党層を集められます。また先の選挙でもtwitterで3日の告知で50名を超える政治感心層を集める事も可能でした。今の時代では組織票はあって無いに等しくなりつつあります。労組の大半が支持する選挙でも革新は負けますし、企業や経済団体の大半が支持した保守候補も負ける時代です。従来の基盤となる票以外にどれだけ浸透させるかが今後の選挙の要でしょうね。


駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。




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Posted by cyborg-z at 04:00│Comments(0)
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