紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

紺野昌彦オフィシャルブログ

LINEで送る

2014年01月17日

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

東南アジアの政情リスクについて

東南アジアは行動な経済成長を続けています。
シンガポールは日本の平均所得より上回る一方、各国で5%から8%のGDPの成長を続けています。
ですが法的な水準や、民度、人権などはまだまだ遅れています。
日本人の感覚での捉え方、常識ではまだまだ考えにくいことも多いのですが、日本の常識は世界の非常識という言葉があるように、これらについて簡単に書いてみました。
東南アジアのメリットばかりが目立つブログですので、マイナスな部分も書かなくてはいけませんからね(^^;
僕たちの会社では個人の資産を取り扱うことを生業としている関係上、皆様の個人情報は最新の注意をもって取り扱っております。
日本では個人情報保護法があり、基本的に個人情報は保護されるのが常識ではあります。

またアジアの新興国に関してですが、このような法律はほとんど存在致しません。
東南アジアは高度な経済成長を始めていますが、それでもタイで日本より30年、カンボジアは50年は遅れていると言われています。

日本ですら個人情報保護法が制定されたのは実は2003年(平成15年)5月に入ってからですので、ほんの10年ほど前のことです。

これらの新興国が日本や欧米並みの法整備、人権尊重に成長するのはあと最低20年は必要かもしれません。

ASEAN先進国で日本より個人所得の高いシンガポールですら報道の自由、発言の自由などなく、人権の尊重は高くありません。
典型的な国家資本主義体制で、明るい北朝鮮と揶揄されるくらいの独裁国家だったりします。

シンガポールでは独裁国家と言われながらも、18歳以上に選挙権が与えられ、投票は義務制となっています。1959年には初の普通選挙が行われ、この年の総選挙から無理由の棄権には罰金が科されます。その一方で発言や報道の自由に規制もあり、イデオロギー的な発言や民族問題にタッチする発言も御法度です。

この現代のような今でも、タイに関して言えば国王の悪口を言うだけで、不敬罪で逮捕されます。
極論を申し上げますと、王様の権限で無罪、死刑もありうる国でもあるのです。

実は基本的に日本以外のアジアの国で、日本ほど人権の尊重や個人情報の尊厳は高くないのです。

もちろん今の情報化社会で、民度の上昇も著しく、これらの国々の国民の情報リテラシーも高くなっています。
このような背景から東南アジア各国は国際社会の一員として世界経済に参画し外資の呼び込みに躍起ではありますので、国際的、社会的モラルその他の成長は著しく、銀行や大手企業は節度ある対応がなされると考えていいでしょう。

これらも東南アジアでの政情リスクです。これらのリスクも十分に考えてASEAN新興国への進出や投資も考えて行かなくては行けません。

タイデモ

画像はタイのデモの様子です。
今週タイではクーデターは起きるかな??


ブログでは書けない、東南アジアの経済・ビジネス情報メールマガジン!!必見です!!
ブログは個人的な思いや考えを書いているに過ぎません。
さらなる詳しい情報、方法、テクニックなどまでの情報が欲しい方はこちら☆




☆参考になったなと思った方はクリックください☆





東南アジアの政情リスクについて





絶えまない変化の先に


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 


 ブログランキングクリックご協力ください


バンコク不動産
タイ不動産
バンコク不動産購入
カンボジア進出
カンボジア起業

パタヤ不動産
ジョホールバル不動産
ミャンマービジネスレポート・ミャンマー経済は軍閥から財閥へ。
ミャンマー・ヤンゴン不動産、サービスアパートメント情報
ミャンマー不動産

カンボジアコンドミニアム
カンボジアコンドミニアム購入方法
カンボジア法人設立
カンボジア進出
カンボジア進出のヒント(シアヌークビル編)
カンボジア進出のヒント(プノンペン編)
カンボジア不動産

過去ブログ選挙プランナー
選挙WEB選挙プランナー



参考になった方は「いいね」「シェア」よろしくお願いいたします。



同じカテゴリー(タイ・バンコク・ビジネス)の記事
タイ移住について①
タイ移住について①(2015-03-14 22:03)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。

コメントを書く

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。