2013年01月06日
マレーシアのジョホールバル
遅くなりましたが、皆様、新年明けましておめでとうございます。
旧年中は本ブログを通して多くの皆様とご交流させて頂けた事を御礼申し上げます。
本年もどうぞ「絶えまない変化の先に」をよろしくお願い致します。
昨年暮れからタイに出張で、現在はマレーシアのジョホールバルに滞在しています。
ジョホールバルはシンガポールまで1kmしか離れていないシンガポールのベットタウン的な都市です。
旧年中は本ブログを通して多くの皆様とご交流させて頂けた事を御礼申し上げます。
本年もどうぞ「絶えまない変化の先に」をよろしくお願い致します。
昨年暮れからタイに出張で、現在はマレーシアのジョホールバルに滞在しています。
ジョホールバルはシンガポールまで1kmしか離れていないシンガポールのベットタウン的な都市です。
タイのバンコクよりAirAsiaで2時間にマレーシアの首都クアラルンプールがあります。
フライトの価格は往復で2万円前後。
さらに首都クアラルンプールより国内線で45分のところにジョホールバルがあります。(片道3千円くらい)
日本からだとシンガポールのチャンギー国際空港に降りた方が早いですね。チャンギーからは1時間弱の場所にジョホールバルは位置します。
皆さん最近ネットの広告などで、マレーシアの不動産投資や、イスカンダル計画などの広告サイトを良くご覧になられるかと存じますが、その場所こそがジョホールバルという人口150万人程度のマレーシアの州になります。
シンガポールとマレーシアを挟むジョホール海峡(1Km先)の対岸にジョホールバルがあるので、シンガポールとの経済的なつながりや、労働人口の供給など様々な接点をもっいています。
その地域広域で、マレーシア政府の国家プロジェクトのイスカンダル計画が存在するのです。
イスカンダル計画は、シンガポールの経済利点とそのまま取り込む形の政策に感じられます。
経済都市として発展を続けるシンガポールのウィークポイントを上手く吸収しメリットに置き換える内容で、地価の高騰により、収益性の低い事業や、教育機関、公共施設などをジョホールバル周辺に集積し、新たな都市を建設する計画です。
もちろん金融や製造業などの誘致にも余念はありません。

実際にジョホールバルからシンガポールには1日に10万人の労働人口が通勤していると言われています。
ジョホールバルの都市規模から考えると非常に大きな人口だと思います。もちろん労働賃金もマレーシアよりもシンガポールの方が高く、経済的な恩恵もかなりのものがあるでしょう。
ジョホール州、ジョホールバル市の都市圏人口は約85万人。
マレーシアの国民1人当たりのGDP
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シンガポールの人口約500万人
人口密度は世界1位です。
シンガポールの国民1人当たりのGDP
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この2国の差を見ても、その牽引力に影響されない訳がありません。
マレーシアのイスカンダル計画は、この経済背景を利用してジョホールバルに60万人規模の都市を作り上げる計画で、現在すでに複数のブロックで着工が始まっています。2年後には高層のコンドミニアムや、タウンなど複数が完成する状況です。

1kmのジョホール海峡の向こう側はシンガポールです。奥に蜃気楼のようにそびえ立つビル群が、世界経済に影響も与える経済都市シンガポールです。
アジアの都市別の1人当たりの所得では、東京すら抜いて堂々1位の都市なのです。

現在のジョホールバルの様子です。
恐らく5年から8年後にはまったく違う年になっているでしょう。
現在が85万人の人口で、60万人増加の都市計画、そして既に投資されている巨額の資本。
日系資本も大規模ではありませんが、進出しています。
イオンモールが、日本の規模以上のショッピングモールを3件展開しています。


シンガポールの郊外型都市として繁栄を始めるジョホールバルは、日本の70年代後半から80年代にかけての日本のベットダウンに似ています。また都市部の地価高騰による居住人口のドーナツ化現象とも見てよいでしょう。
さらには2015年のASEANの経済統合による国境の簡素化、関税の廃止などもこれらの大きく拍車をかけることでしょうね。
このように日本の外に目を向けるだけで、大きなビジネスチャンスは多く存在します。
またこれらから学ぶ事も可能かもしれません。
80~90年代までは日本はアジア圏のお手本国家でしたが、その形相は大きく変わり20年間おネンネが続いています。
3時間でアジアの大都市がある沖縄を、アジアのハブとして機能強化する事も可能でしょうし、教育、公共施設の集積による雇用の増や、人口の増加などはこの政策に見習うべき事でしょう。
現在沖縄でも大学院大学の新設など一部その動きはありますが、ジョホールバルの大学誘致は、1大学ではなく9大学です。これくらいのダイナミックな政策だからこそこれらは実現するのでしょうね。


道路整備や、都市開発はかなり進んでいます。

最後の画像はシンガポールの夜景です。
このような規模の都市になるにそう時間はかからないでしょう。
駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございます☆

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さらに首都クアラルンプールより国内線で45分のところにジョホールバルがあります。(片道3千円くらい)
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皆さん最近ネットの広告などで、マレーシアの不動産投資や、イスカンダル計画などの広告サイトを良くご覧になられるかと存じますが、その場所こそがジョホールバルという人口150万人程度のマレーシアの州になります。
シンガポールとマレーシアを挟むジョホール海峡(1Km先)の対岸にジョホールバルがあるので、シンガポールとの経済的なつながりや、労働人口の供給など様々な接点をもっいています。
その地域広域で、マレーシア政府の国家プロジェクトのイスカンダル計画が存在するのです。
イスカンダル計画は、シンガポールの経済利点とそのまま取り込む形の政策に感じられます。
経済都市として発展を続けるシンガポールのウィークポイントを上手く吸収しメリットに置き換える内容で、地価の高騰により、収益性の低い事業や、教育機関、公共施設などをジョホールバル周辺に集積し、新たな都市を建設する計画です。
もちろん金融や製造業などの誘致にも余念はありません。
実際にジョホールバルからシンガポールには1日に10万人の労働人口が通勤していると言われています。
ジョホールバルの都市規模から考えると非常に大きな人口だと思います。もちろん労働賃金もマレーシアよりもシンガポールの方が高く、経済的な恩恵もかなりのものがあるでしょう。
ジョホール州、ジョホールバル市の都市圏人口は約85万人。
マレーシアの国民1人当たりのGDP
シンガポールの人口約500万人
人口密度は世界1位です。
シンガポールの国民1人当たりのGDP
この2国の差を見ても、その牽引力に影響されない訳がありません。
マレーシアのイスカンダル計画は、この経済背景を利用してジョホールバルに60万人規模の都市を作り上げる計画で、現在すでに複数のブロックで着工が始まっています。2年後には高層のコンドミニアムや、タウンなど複数が完成する状況です。
1kmのジョホール海峡の向こう側はシンガポールです。奥に蜃気楼のようにそびえ立つビル群が、世界経済に影響も与える経済都市シンガポールです。
アジアの都市別の1人当たりの所得では、東京すら抜いて堂々1位の都市なのです。
現在のジョホールバルの様子です。
恐らく5年から8年後にはまったく違う年になっているでしょう。
現在が85万人の人口で、60万人増加の都市計画、そして既に投資されている巨額の資本。
日系資本も大規模ではありませんが、進出しています。
イオンモールが、日本の規模以上のショッピングモールを3件展開しています。
シンガポールの郊外型都市として繁栄を始めるジョホールバルは、日本の70年代後半から80年代にかけての日本のベットダウンに似ています。また都市部の地価高騰による居住人口のドーナツ化現象とも見てよいでしょう。
さらには2015年のASEANの経済統合による国境の簡素化、関税の廃止などもこれらの大きく拍車をかけることでしょうね。
このように日本の外に目を向けるだけで、大きなビジネスチャンスは多く存在します。
またこれらから学ぶ事も可能かもしれません。
80~90年代までは日本はアジア圏のお手本国家でしたが、その形相は大きく変わり20年間おネンネが続いています。
3時間でアジアの大都市がある沖縄を、アジアのハブとして機能強化する事も可能でしょうし、教育、公共施設の集積による雇用の増や、人口の増加などはこの政策に見習うべき事でしょう。
現在沖縄でも大学院大学の新設など一部その動きはありますが、ジョホールバルの大学誘致は、1大学ではなく9大学です。これくらいのダイナミックな政策だからこそこれらは実現するのでしょうね。
道路整備や、都市開発はかなり進んでいます。
最後の画像はシンガポールの夜景です。
このような規模の都市になるにそう時間はかからないでしょう。
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Posted by cyborg-z at 04:04│Comments(0)
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