紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

タイの経済成長率は目がぐるしく、ここ１０年でタイ人１人当たりのＧＤＰは約倍に上昇しています。
産業構造も自動車産業やＰＣ等の電気機器など、輸出も盛んで、車に関しては、２００万台の製造量に達しています。
日系企業の進出数も７０００社を超えたとか。
これら情報はよくブログに書くのですが、これらに合わせたかのように２０１５年にはＡＳＥＡＮの経済自由化があり、ヒト、モノ、カネの行き来の自由が認められます。

こんなタイの現在の悩みは、労働力不足。
タイの失業率は１％を切っているという慢性的な労働力不足だったりします。

これらの経済上昇や、隣国でもっともインフラも整備され、経済発展を遂げているタイの不動産価格は、世界ランキングで８２位（２０１１）バンコクの不動産は僕は以前から比較的安く感じていました。

その理由は複数あるでしょうが、固定資産税が存在しないという事もあるでしょうか。
土地の評価格が上昇してもそれで納めなければいけない税金が存在しないわけです。現在、高層ビル都市化しているバンコクは、無理なスクラップアンドビルドを繰り返して利回りの追求をしなくてもある意味問題のない都市であったりするわけで、さらにもう一つの理由は、相続税も存在しなく相続する際の納める税金を確保しておく必要もないのも、不動産が急激に上昇しない理由のひとつなのかもしれません。
もちろん半年程度の調べなので更なる理由はあるかもしれません。
現在でも購入後の販売価格は場所にもよりますが、プラス３０％から高いところでは７０％まで上昇しているのですが、他のアジアの国々で見せた急激な不動産高騰やこれらによる不動産バブルをこれからなのかもしれません。
上海に関して言えば、万博や、北京でのオリンピックをが開催される５～６年くらい前は、現地で販売されていたのは３００万から５００万円くらいで手に入ったマンションは、今では２０００万円～３０００万円まで高騰。（現在はやや下落気味）
これらの状況を今のバンコクの不動産で感じてしまうのは、僕だけでしょうか。。

さてそんなタイの経済事情ですが、色々な意見もあり「タイ人の気質では、これが限界だ」「隣国に労働力が奪われる」などとの意見もよく聞きますが、僕はそうは感じていません。
ＡＳＥＡＮの経済自由化で、ビザがなく人の往来が可能となれば、一定の労働力の確保はしやすくなり、隣国からの出稼ぎ労働者の増加は見込めると考えています。
当然、ミャンマー、ラオス、カンボジアの国々も一定の発展は遂げるでしょうが、これらのハブとなるのは、おそらくはタイのバンコクでしょう。これらの国々を含め、一定の豊かさが実現すれば国際的な流動人口か必ず増加するもので、行っての流入量の増加につながると感じています。

そうなれば、タイでの労働人口の不足は、少しは改善されるのではと。
プラス継続的な経済成長でタイ人の中間層の増加と所得増で、マンション等の購入可能な世帯の増加、流入外国人の購入など価格上昇の可能性しか今のところ感じられません。
もちろん個人的な主観であり、保障するもではありませんがね（＾＾；


画像はバンコクで販売されている不動産情報誌です。
この雑誌の特集では、バンコクの分譲マンションの販売時価格と現在の価格の比較特集が掲載されています。
場所などにもよりますが、基本的には、ほとんどが上昇。
高い所は、７０％、８０％も上がっています。
引くい所でも６％から１７％ってな感じでしょうか。。

販売価格もバンコクの郊外都市なら日本円で２００万円台から販売されおり、バンコク市内の郊外では３５０万円くらいでそこそこの物が手に入ります。もちろん１０００万を超えるものも。（価格が高ければ高いほど、値上がり率は高い傾向）
当然問題もあります。施工会社や資本元の安定、不安定などの要素の見極めなど色々な課題もあります。

僕の手元には、約４０件のタイ全土やバンコクの不動産の情報があり今後の推移や、過去の販売価格なども資料が揃いつつあるので、もう少し検証を掘り下げてみたいと思っています。

気になればとことん調べてしまう性格なので（＾＾；
要するに自分の直感が当たっているかの検証なのですが（汗



以前ブログにＵＰしたバンコク郊外のお気に入りマンションの様子です。
前回バンコクに滞在した際に２０件ほどのサービスアパートメントなどを見学してきましたので、それらの画像と価格を近いうちにＵＰしますね☆

バンコクのマンションに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、サイドバーからメッセージ下さいね☆




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