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2011年08月27日

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民主代表選による沖縄県の政局の変化

永田町では面白いことになっていますね。
皆さんもご存知のように菅首相の辞任による、民主党の代表選挙がプレスを賑わせております。
本来は「面白い」という表現ではなく、真剣に「日本の将来」を考える出来事なのでしょうか、残念ながら今の日本にはそのような空気感はないでしょうね。もちろん一部の方々はそのような思い出見入ってられる人もいらっしゃるでしょうが。。

まずは今の政治状況を客観視するとこんな感じです。

→ 過去ブログ、民意ではない菅政権

過去のブログでも書いたように、現在の民主党の議席数は、現在までの菅政権や、今、政権を狙う、前原、仙谷に対する支持議席ではありません。あくまでも小沢代表時の選挙で獲得した議席数であり、当時のマニュフェストで獲得した票数なわけであって、菅政権以降の支持や期待は一切含まれていないのです。
しかもそれら政策集団の凌雲会の議席数は、50人前後。その時点でもおかしな話。なので「面白いこと」になっているわけです。

さてさて県内の今回の代表選挙で今後沖縄にはどのような影響があるのでしょうか?
現在沖縄県議会議員で民主党の持つ議席数は2議席です。決して多いわけではありませんが、保守と革新が拮抗する議席数なので、キャスティングボードを握るポジションです。民主が付けば、どちらサイドも過半数になれるわけですね。
もちろん代表選挙の答えがどのような形でもこの環境は変わりません。

では何が変わるのか?
現在の県議内の民主議席で大きなポイントは、政府への窓口をになっているところです。
仙谷、前原さんの連合?会派?を出身とする県議が窓口となっているのが現状でしょうか。県議の上里さんは仙谷前官房長官の秘書出身です。ですので、このまま前原さんが代表になり、そのまま総理に就任すると、県内のパワーバランスは今のままで、大きな変化はないでしょうね。沖縄県への一括交付金やその他政策は今後どうなるのかは不透明な部分ではありますが。。

では小沢さん、鳩山さん連合から代表が選出されて総理になれば、どうなるのでしょうか?
実質の政府への窓口をになっていた県議から、沖縄県選出の国政議員に窓口は変わります。玉城デニー議員や、瑞慶覧ちょうびん議員へと。両議員は小沢会派の一新会系の議員さんです。
そのように沖縄県内の民主党内のパワーバランスが大きく変化はするでしょうね。これがどのように変化して、どんな形で県政に影響がでてくるのかは、今後のお楽しみな部分です。

ちなみに昨年の民主党代表選挙では、沖縄県内の民主議員の殆どが「菅さん」ではなく、「小沢さん」に投票をしました。報道では菅さんに投票したのは1名とか。真実はわかりませんが。。
ですが、菅さんが民主代表になり総理に就任した後、今年の春に行われた民主党沖縄県連の代表選挙では、菅政権を推奨するグループ、小沢元代表を推奨するグループで争う事になりましたが、結果は大差で小沢グループを押すグループが負けてしまいました。ここでは影で色々な動きがあったようですが。。。そして結果は2人もいる国政議員と飛び越えて県議会議員が代表です。実力No,1?実権No,1?は県議会議員だったりと(^^;
いいか悪いかは取る人により違いますので。。

そしてその後、ずっと県内の民主党が2つに割れている状況なのですが、今回の中央での代表選挙には何らかの動きがあるかもしれません。さてさてどのような動きになるでしょうか☆

そして来年は沖縄県議会議員選挙。


駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。







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Posted by cyborg-z at 13:01│Comments(2)政治関係

この記事へのコメント

お久しぶりです。

お誕生日でしたか。

おめでとうございます。

ママさんにもヨロシクお伝えください。
Posted by SA-TO at 2011年09月02日 17:22
SA-TOさん
ご無沙汰です☆
昔の仲間が集まってくれました☆
お伺いするというお約束もそろそろ実現しますね!!
Posted by cyborg-zcyborg-z at 2011年09月15日 02:35
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