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2010年12月30日

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銀聯(ぎんれん)カード

銀聯(ぎんれん)カード



ぎんれん(銀聯)カードってよく聞きますよね?
でもどんな物なのか知っている人はそんなに多くはないと思います。
僕も以前から名前は知っているし、中国で大きくシェアのあるデビットカードという事くらいしかしりませんでした。今は全国的に中国からのインバウンドを意識してか多くの事業者でこの「銀聯」(ぎんれん)カードの看板を見かけます。もちろん沖縄でも昨年の倍のペースで中国からの観光客が入域しているので、観光需要を期待している企業や商店で、まだ知らないってのは本当はNGなのかもしれません。昨日のブログに書いたように零細企業でこそ「鳥の目、虫の目」が必要ですからね。

ちょいと脱線しますが、その零細企業の情報不足が結果として大企業にマーケットを独占されているのが実情で、零細、個人事業レベルでも最先端でそれらを取り入れ成功している例は沢山あります。中心市街地の郊外化などで過疎化するシャッター街に取り残される商店もあれば、敏感に対応するお店もあるのです。もちろん生業であっても事業でありますし、物を売る時点でビジネスであり、ライバルもいるわけですね(^^;

話戻って銀聯(ぎんれん)です。
中国からの観光客はショッピングの代金支払いには、この中国発のペイメントである「ぎんれん」を使います。冒頭に書いたようにデビットカードです。デビットカードはクレジットカードとは違い、銀行の預金残高が残されている限りいくらでも使えます。ここで「うちは現金商売だから関係ない」と思った事業主さんは「はいおしまい」ですね。
それは中国人は海外に持ち出せる金額は法律で制限されているからなんです。その額は1人、5000ドル。たった5万円弱の金額です。中国からの旅行客が1人あたり日本で使う平均額は約11万円という数字が出ています。1人につき約7万円がこのカードで満たされているのです。そう考えると使える場所でないと買い物しませんよね?何かの為に出来るだけ現金を手元に置いておきたいと考えるのは、何処の国の人でも恐らくは同じでしょう。

日本では三井住友カードが提携を行い加盟店の開拓をしています。
東京都内のインバウンド目的で導入した小売事業者、「三越やヨドバシカメラなどの大型店」前年比が10倍以上の伸びがあり多い所は18倍に達したそうです。恐ろしい数字だとは思いませんか?もちろんこれらの店舗は、知名度、立地ともに有利でありますし、それなりのパブリシティー戦略も取っています。
それはどんな手段かというと、webなんですね。もちろんそれだけではありませんが、中国語サイトと中国の検索エンジン上で展開している成果もあります。前者の資本力、知名度、立地は個人レベルでは真似が出来ませんが、後者のプロモーション&パブリシティーは少し勉強する、もしくは少しの予算でも可能なのです。個人事業レベルでも可能ということなんですね。ですがwebが一般化した今、ただ作るだけのサイトでは意味がないのですがね(^^;
僕の個人のブログも毎日の変化があります。そしてツイッター等のツールで色々な人とインタラクティブ性を十分に発揮しています。(つもり)そんなお陰で今では開設3ヶ月で1日500アクセスでユニークユーザーも300を超えるようになりました。(何度も書いていますが、昔は日に1500以上のアクセスがありました)
このように時代背景やシフトする経済傾向を見据えて一度みなさんの事業も見直し検証してみましょう☆

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました☆


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Posted by cyborg-z at 21:50│Comments(0)起業のヒント
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