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2013年12月09日

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魅惑の都市、香港・澳門(マカオ)

ここ最近はカンボジア、タイでの仕事が中心でプライベートでの海外はほぼゼロでした。
今回の香港とマカオは完全なプライベートに近い気の知れた面子での忘年会旅行。
そういいながら合い間に調べるのは地価や産業基盤のパーセンテージや入域観光客数などなど。仕事病は抜けきれません。。
そんな香港、マカオの様子です。
香港会社設立

香港会社設立

香港の画像は過去に何度もUPしたのでこの程度にしておきます。
いつ行っても香港は最高ですね。

ここ香港は人口がそろそろ800万人に達するとのことで、の面積は1,104km2で、発表数値の人口は約700万人なので、人口密度は6507.71となりますね。世界でシンガポールに次いで2位ということになります。ですが実際には住宅地利用することが出来ない山林地がほとんどで、人が住むことの出来る場所の人口密度はシンガポール以上と言えるでしょう。

香港の歴史
皆さんもご存じでしょうが、香港は元英国領。
いわゆるアヘン戦争で、清朝政府とイギリスの争いが起こり、1839年第一次アヘン戦争が勃発、 1841年1月20日チャールズ・エリオット大佐率いる英国軍は香港島を占領、1842年に締結された南京条約で香港島は英国に永遠に割譲されました。
1843年6月、サー・ヘンリー・ポッティンジャーが初代香港総督に就任して英国の統治がはじまったが、1856年には第二次アヘン戦争が再発し、1860年に締結された北京条約で九龍半島も英国に割譲となり、1997年の返還までイギリス領香港だったのです。

清朝から譲渡された香港は、イギリス資本主義の拠点となり、19世紀末から20世紀初にかけて南中国貿易の基地として発展を遂げます。
1884年にはハッピーバレーにロイヤル香港ジョッキー・クラブ(競馬場)が建設されて英人の社交場となり、1877年香港西医書院(香港医科大学)が創立され、1910年には総合大学である香港大学に発展します。
経済的には1865年創設の香港上海銀行が極東最大の銀行に発展し、地域通貨として初期には銀貨が使用されたが、1935年には香港ドルが発券されて金融都市としても発展します。

そんな英国の面影もところどころに残る香港はかなりエキゾチックタウンでもあるのです。

香港会社設立

引き続きマカオです。

マカオ法人設立

いろいろな国を旅や仕事でまわってきましたが、実はマカオは初めて。
僕はギャンブルをしないので、カジノの町というイメージが強かったのと、ビジネス的なつながりがなかったのが理由の一つでしょう。
マカオは元ポルトガル領?で、香港返還の翌年に中国へ返還されましたが、香港と同じく、一国二制度で政庁が残され半独立のような行政です。
いろいろな資料では、557年ポルトガル領マカオ植民地成立、と書かれていますが、実際にはポルトガルはこの年に明王朝から後期倭寇の討伐で明に協力した代償として、マカオの永久居留権を認められたにすぎなもので、英国と清朝のアヘン戦争に刺激されポルトガルがマカオの行政権を中国人官吏から奪取し、ここを完全に植民地化したのは1849年で、その後、1862年になって初めて中国(清)もマカオにおけるポルトガル統治権を認め、1887年に友好通商条約を締結してマカオを第三国に譲渡しないことを条件に永久的に占有することを承認しました。注目すべきは、ポルトガルが得たのはあくまで統治権のみであり、マカオの主権はあくまで中国(清朝)側にあった点でなので。このことから、「マカオは史上かつてポルトガル領になったことは一度もない」ともいえます。

画像はセントポール天主堂。
東洋におけるキリスト教の最大布教拠点であった場所で、その建設にかかわったのはポルトガルのみならず、華人、日本人もその担い手の一翼とのこと。初めて知りました。
そんな多様な民族が建設した聖ポール天主堂跡は、菊の花や拷問道具などキリスト教徒の複雑な背景を象徴する彫刻が施されており、歴史の深さを感じることができる場所です。

マカオ法人設立

新馬路からセナド広場を奥に進んで突き当りあるポルトガル風の教会。
ところどころにヨーロッパ風の建築物があり非常に魅力的な地域です。

マカオ法人設立

マカオ法人設立

マカオは世界遺産とカジノへの観光客で、年間3000万人のインバウンドがあります。カジノに関しては10年前にラスベガスを抜いて世界1位の座を獲得し今ではラスベガスの5倍の収益とのこと。
ちなみにマカオの人口は約50万人(5%はポルトガル人)
これらの収益は、若年者と高齢者の医療の無償化と、教育の一部に充てられたりと、マカオの生活水準の向上に多く使われています。ちなみに教育は12年間は無料です。
また税収も非常によいので、毎年プライマリーバランスが大幅に黒字で、全居住者(永住権取得者も含む)にここ数年間毎年10万円前後の還付金として支給しています。いわゆるタックスリファンドですね。高齢者に関しては18万円の支給だそうです。

当然ながら税制も日本とは大きく違い、ざっくりの説明では、マカオの法人税は12%、個人所得税は10%、個人所得は300万円まで無税の制度。
なので租税地域、タックスヘイブンとして多くの実業家や資本家がこれら税制差を利用しています。

また治安もよく住み良い環境もあり永住権の取得地としても人気があり、世界4大自由地域のような感じでしょう。

香港の税制や永住権取得なども含めてまた近いうちにまとめてみますね。


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