バンコクの飲食専門モールの施工現場
仕事柄、海外のディベロッパーとのお付き合いは年々深くなってきています。
基本はコンドミニアムのディベロッパーが多いのですが、もちろんコンドミニアム以外でもショッピングモールなどの商業施設にも関わることも多く、今回はバンコク市内で建設が進んでいる新しいショッピングモール(飲食専門)の現場の様子です。
タイ国内は「これでもかっ!」というくらいのモール系の建設ラッシュです。
昨年オープンしたチットロムの駅前のセントラルエンバシー(Central Embassy)、現在完成目前のプロンポン駅前の大型開発、また郊外にはASEAN最大規模になるバンコクモールが着工目前だったりと中心市街地の開発と同時に、郊外型の大型モールの計画が複数あります。
またこれまでモールなどのなかったオンヌット周辺にも小型のモールが2プロジェクト進んでおり、そのひとつは4月頃に完成予定。
まだこのエリアでの日系飲食店の入店の確定はなく現在交渉中のようです(2015、1月28日現在)
バンコクの人口は住民登録上は800万人から900万人、地方から流入、隣国からの出稼ぎ労働を含めると推定で1200万人くらいのポテンシャルは最低でもあるでしょう。これがASEANの経済統合後は、ビザの緩和から隣国からの人口の流動性が非常に高くなることが予想されるので、ASEANの中心都市バンコクという存在は今以上に高くなるでしょう。このようにASEAN圏全体規模で考えると、過剰でもないと僕は感じています。
鉄道網の整備も着々と進んでいますし、完成しているイメージが強いバンコクは先進国と比べると都市機能のインフラ拡充はまだまだこれからという側面も、この国と首都のポテンシャルと考えています。
5年、10年先は2000万人都市くらいには成長するのかなと考えると、当面は流入人口に支えられる経済成長が続くでしょう。日本で見る東京の成長構造に似ている感じですね。
この現場は、バンコクのBTSオンヌット駅前にできる飲食店専門のモールです。
オンヌット周辺はここ3年で急激にコンドミニアムが建設され完成入居したエリアで人口増はかなり高いエリアでしょう。
僕自身もこの駅前に住んでいますが、3年間見ているだけで人の量が半端なく増加していますし、さらに郊外にも建設ラッシュは進み、5年でまるでちがう街になった感があります。
とある日本の有名飲食店さんをこのモールのメイン店舗としてご紹介したのですが、うまく話が進みそうな感じです。
ちなみにこのモールのお家賃です。
30㎡の店舗 40000B
94㎡の店舗 100000B
112㎡の店舗100800B
デポジットは3ヶ月分と比較的安価なお値段。
ただこのエリアには初めての商業施設なので、どのうような反応なのかはまだ未知数です。
3年前にエカマイ駅前に出来たゲートウェイは、出来た当初はまだ早すぎる感もあったようですが、周辺コンドミニアムからの居住者人口予測は、オンヌットの方が高く、未知数ではありますが勝負力のある店舗だと問題ないのかなと感じています。
※価格が安価なので興味がある方はご案内致します。施工現場もご覧いただけます。
以下はバンコクで開発中もしくは計画されているショッピングモールの分布図です。
ちなみにプーケットやホアヒンなどに建設中のモールの情報も複数ございます。
現在のバンコクの鉄道路線図
現在拡張計画中の路線完成図。
現在も多くの路線で延長工事中で、毎年5駅以上が完成しています。
不動産の投資でも新路線や新駅前はかなり見込めますので興味のある方はお問い合わせください。
グローバルビジネスネットワーク 紺野昌彦
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