海外ビジネスのテクニック(1

cyborg-z

2013年11月28日 14:14

先週からカンボジア滞在中です。
最近になってから、日本国内の上場企業や超大手企業の皆さんからのアプローチが多く、本日も上場企業の社長さんとのアジアビジネスのお話でも盛り上がりました。現在海外に進出している日本企業の数は、日系海外現地法人数が2万3858社ありますが、個人レベルでの零細企業は含まれてない数だと想定されますので、この倍と見てもよいかもしれません。
統計上では日本国内の法人数が約250万法人と言われていますので、1%程度しか海外に進出していない感じとなります。
多いか少ないかわかりませんが、決して多くはないでしょうね。
チャイナリスク以前は、中国が5割を占めていた日系企業の進出ラッシュは、タイ(8.0%)、インド(6.6%)、インドネシア(6.5%)と進出先が分散し東南アジアに大きくシフトしています。
この数字から見ると、話題沸騰のミャンマーはランクインしないのが目を見張る部分でもあります。

※ミャンマーは投資環境の整備状態、法整備の環境などがまだまだ未整備で政府間でレッドカーペットがしかれた企業のみが優先される状況で、未整備状態に関しては零細企業や小規模資本なら浸透しやすい反面、数を占める中堅規模の中小企業が一番進出しにくい環境だからでしょうか。

タイでは一昨年くらいから大きなピーク期を向かえ、2012年には年間で600社以上の進出があったとも言われています。

さてそんな海外に進出を果たしているうちの1社が僕たちの会社ですが、僕自身は海外と関係を持つビジネスは18年目に入ろうとしていますが、完全に海外に拠点を移してからは、まだ1年が過ぎたところです。

この1年で関連事業含めた収益の60%は、海外で成立したビジネス成果となります。
現在はタイの10名をベースに、ミャンマーに現地駐在員2名(来春から3名)、カンボジアに9名と海外だけで21名の布陣で拡張しつつあります。
来春からは、中国にも積極進出の予定です。

僕たちの会社の場合の海外進出はタイからのスタートとなりましたが、それも例外なく初めは僕が1人で単身乗り込むのは通例の通りです。
ミャンマーもカンボジアも、中国もそうです。

現在ちょうど仕掛け続けているカンボジアもそうなのですが、進出し初めてまだ8ヶ月目でもありますが、現在では飲食店2店舗をはじめ他社と合弁でのホテル運営を12月下旬にオープン予定。
そして来年4月には1棟目のコンドミニアムを建設スタート、6月には2棟目を着工の予定になっています。
これらの収益予測は、現在タイでの収益と比較すると、タイでは今期決算で進出1年で5億9千万円の出来高となりましたが、カンボジアでは来期でタイの業績を上回ると試算を出しています。

単身で乗り込む前に
僕が単身で乗り込む半年くらい前にデータ上の解析や、資料の調査、いわゆるフィージビリティースタディーを開始するのですが、これらの数字や統計はすべてブログやFacebook、メルマガで開示していきます。
幸いアジア方面へは23年の渡航歴と貿易などのビジネスで18年目になるので、ある程度は東南アジア地域の情報や感覚もあるのが幸いしているのでもありますが。

開示しつづける情報は、当然これらは検索エンジンにかかります。これが継続することでSEOで効果が出て進出後のプロモーションツールやマーケティングツールに成長もするわけです。
皆さんに今読んでいいただいているブログがそうなのです。

そしてもうひとつ外せないのがFacebookの活用です。
その国の現地人Facebookユーザーとつながることです。特に東南アジア方面は、日本語が理解できるユーザーも多く、数名見つけると、すぐに情報も集まります。日本語を話せる皆さんは、日本とビジネスがしたいと思っている確率が非常に高いので、のちに大きな情報力や協力者、時には従業員にもなりえます。おおむねこれらの進出をちらほら考え出した半年から1年前には確保済みが僕の方法です。

単身で乗り込んでから
実際に単身で乗り込んだ時には、市場調査マーケティングリサーチを開始します。
生活物価から、地価の調査、法的基準などジャンル外も併せてそれらは多岐にわたります。
カンボジアに関しては、飲食店2店舗をベンチマーク店舗として開業したわけですが、これにより見えるものが相当多くなるのです。
生活雑貨の価格、食材の価格や流通の経路、季節により価格が変動するもの、海外流通に頼らなければいけないものなど、物質的なものから、電話の契約、電気、ガスなどライフラインの単価や仕組みの違い、インターネットの回線やカード端末の契約などでの企業レベルやリテラシーがしっかりと身に付きます。また現地人の起用によりさらなる現地情報の精度も上がりますし、法令面、税務面も直接調べ実務家するので机上の知識から実務レベルに上昇するわけです。

当然社長職者が直接やべきものではないかもしれませんが、「起業する」「事業を生む」「利益を生む」ようするに創業することが経営者の使命の一つでもあるでしょうから、当然とも考えてもいます。
脱線しそうですので、これはまたの機会に譲ります。

次にこれらのロール作戦で得た現地情報や現地開業のノウハウを利用して、ビジネスツアーを開催します。
ブログの読者のみなさんでツアーにご参加して頂いた方もいらっしゃるでしょう。

ここで企業進出のサポート業務などにシフトします。
カンボジアでは現在7社の進出支援をおこなっております。ここで一気に情報力、組織力がつくわけです。

要するに、海外事業は視察するだけではなく、まず何かをするのが決めてとなるのはご理解いただけたでしょうか。
自社の業態とは関係なくてもまずは何かを始めるのが、大切な第一歩でもあるのです。

ここまで開示するのは、何かと思いますが、ビジネスツアーも慈善事業ではありませんので、収益が上がります。基本的にこれらの収益が進出国での1号店するさいの原資となります。当然初めの立て替え、支出はここで回収もされるので、実は僕たちの会社の現在のカンボジア事業の投下資本は50万円かそこそこの支出でしかないのです。
ゼロ円起業とまでは行きませんが、限りなくそれに近いのがからくりでした(汗

このころにまでなると情報開示はさらにレベルを増し、事例も多くなりさら、なる独自の解析や統計比較も精度を増してきますので、当然ながらビジネスの質も上がり、取引する企業の規模も資本も大きくなるというロジックが、僕たちの会社のスキームなのです。
これで建設案健や、現地に進出済みということもありジョイントベンチャーでの建設案件などにつながるという仕組みなのです。
幸いタイではコンドミニアムの販売事業などで一定の実績ができつつありますので、このような住宅系に傾向してしまうのもあるかもしれません。

このようにまずは単身織り込むことでスタートしますが、すでにタイに関しては、会社として機能していますので、基本的な業務は僕はノータッチです。
日本の事業も、副社長以下が統制を取ってくれていますので安心。
カンボジアもそろそろ組織化、企業化させますので、それが終了すると僕は徐々に次の国の仕組みつくりに取り掛かれるというわけなのです。

ミャンマーに関しても、2年半くらい前からトライしていますが、実はかなり苦戦してきました。
なので、情報力を上げるために現地駐在員を2名残し、そしてミャンマー国内の経済新聞との業務提携による日本語版の発刊作業をおこない、同国の情報力の向上で、この国の安定を見て、際進出を計画してます。

来週は、香港と澳門、そして翌週は東京、その次は北京と、中国へシフトする準備に取り掛かります。
「来年には」「3年後には」では遅すぎます。来年に進出を考えているのら、事前準備はすぐに取りかからなくてはいけません。
3年後では選べる業種も少ないでしょうし、先駆者メリットも半減しているでしょう。


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