カンボジア進出のヒント(シアヌークビル編)

cyborg-z

2013年07月30日 22:08

カンボジア進出のヒント(シアヌークビル編)
カンボジアに進出する日本人企業が増加中傾向に感じます。
もちろん僕たちもその中の1つのグループではありますが、それでもまだカンボジアは、隣国のタイ王国や、ベトナムと比較すると多いというには程遠い状況です。今回はカンボジアに進出済みの友人の手引きで、カンボジアで唯一の海洋リゾート地のシアヌークビルに足を運んでみました。
シアヌークビルは、地元カンボジアでは、、コンポン・ソム (Kampong Som または Kampong Saom) という名でも知られいますが、面白いことに日本の外務所の明記では、シハヌークビルという名前だったりします。

さてそんなシアヌークビルは、カンボジアの首都プノンペンより車で4時間のところにあります。

距離にして約230km。

友人とビジネス談義をしているとすぐの距離でもあるのですが、意外と遠くも感じたりします。
このシアヌークビルが、日本からカンボジアに進出する日本人や日本企業にやや熱くなりかけている??状況ですので、早いうちの視察と考えつつもなかなか時間が取れず、ようやく今回となりました。

現在僕は、タイのバンコクに拠点を置き、日本とバンコクの往復のビジネススタイルをとっていますが、プノンペンだとバンコクからフライトで約1時間、ヤンゴンも同じく約1時間の距離にあります。ですがシアヌークビルはそのプノンペンから車でさらに4時間を有するのが一番の理由でしょうか。

ですが、カンボジア進出する日系企業や多くの外国企業にとってこのシアヌークビルという町は、かなり重要なボジションの地域でもあるのです。
それは、カンボジアで最も整備された深海港でもあるシアヌークビル港があり、海上輸送される物資の多くがこの港を使うことになりそうだからです。この港は、日本政府のODAで大規模に拡張された港でもあり、さらに拡張工事が続きます。これらから見ても今後の水揚量の増加は、カンボジアのGDPの上昇に比例して増加していくことでしょう。

カンボジアは輸入によってその多くがまかなわれている経済環境です。
高級品は当然ながら、生活必需品の多くも輸入ですし、発電力のないこの国は電気までも輸入だったりするのです。
現在まではの多くの輸入品は陸路、タイ国境、ベトナム国境そしてメコン川交易により流入していたのですが、今後は海上輸送での増加にシフトするでしょう。


シアヌークビル港は、フランスの援助によって1956年に建設され1960年に開港。1999年からは、日本政府のODA(円借款)が供与され順次拡張され、現在に至ります。次期工事でさらなる拡張の予定。

下のチャートはカンボジアのGDPの推移を示すものですが、今後も上昇を続けますが、実体経済と海外からの過剰投資にバランスが非常に重要なポイントでしょうね。


1.主要産業(外務省webサイトより)
農業(GDPの32.8%)、縫製業(GDPの9.0%)、建設業(GDPの6.1%)、観光業(GDPの4.5%)
(2011年速報値、カンボジア政府資料)
2.GDP
約132億米ドル(2011年推定値、IMF資料)
3.一人当たりGDP
912米ドル(2011年推定値、IMF資料)
4.物価上昇率
6.4%(2011年予測値、IMF資料)
5.失業率
不明
6.貿易総額
(1)輸出 43億米ドル
(2)輸入 60億米ドル
(2010年、経済財政省(MEF)資料)
7.主要貿易品目
(1)輸出 衣類(89.0%)、ゴム(2.5%)、コメ(1.0%)
(2)輸入 織物(45.5%)、石油製品(13.9%)、車輌(5.3%)、建設資材(5.1%)
(2010年、商業省資料)
8.主要貿易相手国
(1)輸出 米国(34.1%)、香港(24.8%)、シンガポール(7.7%)、カナダ(4.9%)、オランダ(4.2%)、[日本(1.6%)]
(2)輸入 中国(24.2%)、タイ(14.1%)、香港(11.3%)、ベトナム(9.9%)、台湾(9.7%)、[日本(3.2%)]
(2010年、商業省資料)

港や町の規模や様子を見学しましたが人口規模は推定で3〜5万人くらいでしょうか。州全体では約20万人と言われているます。
カンボジアの国全体のGDPが8%とCPI指数が6%ですので全体的な成長の数字ではあるでしょうが、その大半は、プノンペン、シェムリアップ、バッタンバン、シアヌークビルそして隣国との国境にある町などの主要都市が平均を大きく引き上げていると安易に推測できます。また経済特区がここ何年かで儲けられましたので、特区を有する地域は、産業集積の可能性が格段に高く、これらへの投資やそれに伴う雇用の増での人口増加が期待されます。
このシアヌークビルもそんな可能性を秘めた町なのかもしれません。

シアヌークビル発展の可能性の根拠は、韓国、中国のエアラインのシアヌークビル空港への就航によるインバウンド増、またすでに報道のあった日系企業の進出予定です。中国の工業団地でも建設現場は拝見しましたが、まだ未調査で、数か所の工場の設置が見受けられました。
これらの稼働は地域雇用につながるでしょう。
実態数はカンボジア政府がまともな統計を出していませんので、一部報道と検知による推測に頼らざるを得ない部分も新興国の特徴であったりもします。

建設需要の増加も感じ取れたのですが、これらの投資による建設ラッシュと、発展による需要増のバランスが、この地の発展に大きく関係するのではないでしょうか?
大型の開発や、工業団地の稼働の遅れが生じたり、進出企業が思ったより遅ければ、建設の進んでいるコンドミニアムや大型ホテルの破たんなどにもつながりかねません。まだまだ未知数な部分は多いのですが、物件や土地、マーケットを抑えるには今進出するのが妥当でしょう。
もちろんすぐにリターンということにはいかないビジネスも多いかもしれませんが、今の価格だと安価でビジネスをスタートさせるにはベストな時期なのです。


プノンペンとシアヌークビルの間に続く、カンボジアらしい光景。
肥沃な大地と、かつては農業で繁栄し農作物の輸出で豊かだった国であったことを彷彿させます。




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目の前にビーチの広がるビーチリゾートのプチホテルの売り物件の2枚目画像です。
このロケーションの良さは、カンボジア最大のリゾート地のシアヌークビル。
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