紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

さて深圳（深セン）ですが昨年から頻繁に足を運んでいるのは何度かブログには書いていますが、商材の仕入れです。
仕事柄現在は物販などではないので、直接の仕入れは久方ぶりだったのですが、コンドミニアムの販売や、内装や建設にも携わるようになりつつありますので、具材の確認や、製造元での直接仕入れにシフトさせることで、利幅がどれくらい伸ばせるかなどの調査が目的です。

現在までに特に多くはカンボジア国内での内装や建設に携わったのですが、建設資材や内装の具材のほとんどが輸入品。
お隣のタイ、ベトナムそして中国からの建材が多くを占めます。

当然、一定の規模以上の資材は中国や隣国からの仕入れが一番安価になるわけで、コンドミニアムの1棟分などとなるとコンテナで良い具材をみつけて入れるほうが、デザインセンスも価格でもアリになってくるわけです。

また現在タイ国内で中古コンドミニアムの大量買いとリノベーション事業をスタートさせる準備も行っているので、尚更一定量以上の具材が必要となりますので、源からの試算をおこなっているわけです。







このようなセラミック床材は店頭価格で㎡単価で800円くらいからなので安価です。
テスト的にタイのコンドミニアムリノベーションで使ってみたいと思っています。
木製品のフローリングなどの床材もチークから花梨、オーク、パインなどほとんどの具材が揃っています。数が多いのとクオリティーやコーティングの状態でかなり価格が違うので割愛します。




お客さんから店舗の内装でド派手なタイルご希望とあったのでついでにトイレの壁面用のタイルも見つけました。いい感じのゴールドです。




クロス（壁紙）もひとつの店舗で3万種類取り扱っていました。
中国の製造メーカーの半分位は揃うと豪語していました。参考までに納期は在庫のあるもので3日から5日で工場からの取り寄せで3週間から6週間とのことでした。





変わり種にはこのような壁材も結構な種類もあり、なかなか数日の見学では見切れない感じです。





当然水回りなどの具材も安価です。
シャワーのキットはワンセットが3000円くらいからあります。もちろん店頭価格なので一定のロットだとかなり安価になるでしょう。
便器類もカンボジア国内で仕入れる半値くらいが店頭での価格で、50個以上でさらに安価になりました。







シャワールームもおしゃれにしたいので、ガラス用の留め具なども参考カタログ集めになども行いましたが、結構な量に。。

極めつけはこれ。
和室セット。注文に応じた形で作れます。
居酒屋の個室にもってこいですが、これも中国の深セン製なんですよ。畳もしっかりしていましたし、檜の匂いがたんと漂う使用になっており、今回の深圳では一番驚いた製品でした。



このような感じに殆どのものが集まる深圳（深セン）でした。
ですが石材は厦門、雑貨などのプラスチック製品は義烏、アパレルは広州など必要なものにより仕入れの産地も変わります。また日本に送るのと、今回のように東南アジアに船出しするのでも仕入れる場所を変えるとまた送料などのコストにも大きく変わってきますので、いろいろ比較して最終決定したほうがいいかもしれませんね。

2015年3月中下旬に中国深センの視察ツアーを予定していますので興味のある方はぜひ。

参考
中国深圳（深セン）電脳仕入
中国義烏仕入れ


グローバルビジネスネットワーク　紺野昌彦


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