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2014年10月29日

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日本の空き家数は820万戸

海外不動産の注目度が高まる一つの理由として日本の人口減少と、賃貸物件の空室率の増加があげられます。
総務省の出した指標は、2013年で全国で13%と高いものでした。(平成25年度総務省調べ)
もちろん何らかのは止めがかけられるまでは、今後毎年更新するのことになりますが、現在の予測値では2023年には日本の空き家率は、総住宅個数から見て21%まで上昇する計算が報告されています。
実に日本の住宅の2割が空き家になるわけです。
これらは日本国内の地価や物件価格も東京などの大都市部以外は、毎日が最高値で日々下落となり、固定資産税や維持費用が重くのしかかることになるので、都内などの中心部への不動産の買い替えにシフトしたりと内が高まり外が下がる現象に拍車が掛かっているのも今の特徴なのかもしれません。

このような背景から資産の海外分散という意味もあり、海外不動産への投資が増加しているのです。

2023年の指標だけでみると、人口減少からなる世帯数現象もあり、それまでの新たな建設需要も少なからずあるので、総住宅数は約6640万戸と予想され、そのうち空家の数は1397万戸と現在のカンボジアの人口に匹敵する数になるわけです。

現在海外で不動産を取得される皆さんの多くはすでに日本国内で不動産投資の実績がある方や、すでに賃貸物件を持っている方が多くみられるのは、これらの賃貸収入を予想してのことでしょう。

僕たちのビジネスも海外不動産の紹介が生業とないっているですが、そのお客様のうち自営業者の方の約4割は日本で現在不動産を営んでいる方だったりします。
要するに肌でこのマーケットの縮小を感じているからでしょう。

またこれに輪をかけて、少子高齢化も進み高齢化所帯も急増するのも大きな社会問題になるでしょう。
年金以外の所得がない世帯も増え、住居の貸し渋りや、最近問題になっている高齢者の孤独死もさらなる問題と化するかもしれません。
もちろん住居の空室率の上昇は、このような貸し渋りを減少させることもあるかもしれませんが、日本の新たな社会問題として大きく影を落とす可能性は高いでしょう。

海外への直接投資額の上昇は、このような背景が大きな要因となっており、現在日本人が海外で保有する資産の総額は約700兆円。億ではなく兆です。そのうち純資産は約300兆円とかなりの額に達し世界で一番日本人の海外資産が多い計算となります。

海外への資産の流出は一見マイナスイメージかもしれませんが、現在のグローバル化の加速は、資産形成のボーダーラインを薄くさせていますので、どの国でも自国通貨と海外通貨と複数で資産形成したりと地球規模でみるとまったく普通だったりします。

もちろん金融資産だけではなく、不動産においても同じ傾向が今後増加していくことでしょう。

また海外不動産で人気が高いエリアは当然ながら日本とは真逆の人口構成が見られる国が多いです。
若年者人口が高い国や地域ですね。今後はこれらにベトナムやバンクラテディッシュやスリランカなど広域になる可能性が高いでしょう。

ASEAN人口ピラミッド

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