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2013年10月29日

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東南アジアの格差社会

既に皆さんもご存知の通り、僕は毎月アジアの国々を仕事で移動しています。
今では、タイ、ミャンマー、カンボジア、中国の4ヶ国、母国日本を合わせると5ヶ国を移動を続けています。
そんな中、今でも時折思い出すことがあります。
そしてなるべく心がていることがあります。
皆さんはどう感じるのでしょうか??
カンボジア起業

画像は、カンボジアでの一コマです。
表現は悪いですがいわゆる「物乞い」の光景。

東南アジアの国々では、ホームレスが非常に多く目につきます。
今では中進国とまで経済成長したタイ王国でもまだまだ多く、隣国のミャンマー、カンボジアに至ってはさらにその人たちを目にすることになります。
まだまだ貧富の差が多い国としての特徴でしょう。

物乞いに施す時に、周りの人からは人によっては、「あげると癖になる」「彼らの為にならない」「怠けているだけ」などの言葉もよく耳にします。

ちょうど昨年の夏ごろにミャンマーへ行った際の出来事です。
僕たちの会社で主催したビジネスツアーでアテンド中の出来事だったのですが、日中の街中で一人の少年?(推定年齢18〜22歳)が道端で泡を吹いて倒れていました。白目で本当にヤバそうな感じ。

身なりからして、かなり高い確率でホームレスでしょう。

繁華街のど真ん中なので、道行く人は多いのですが、見ている限りすべての人が、またいで歩く、よけて歩く、目もむけない、という光景でした。
流石に気になり、僕はミャンマー人の通訳に「誰も助けないの??」「救急車は?」と問いかけると、「彼の運命はあそこまで」「救急車呼んでもお金払えないので誰も呼ばない」「呼んだ人がお金を払わないといけない」などとの返事が。。

僕もお客さん動向でツアーのさなかでもあったので、足早に次の場所へ移動したのですが、ここでの光景が今でも時折思い出します。

お客さんイコールビジネスを優先した自分自身、見知らぬ国で見知らぬ人を助けるのか?などなど。

今でもよく自問自答するのですが、ここで彼に助けの手を差しのべたとしても、失われる時間はおそらくは半日か1日、何かあっても数日でしょう。
医療代を請求されてもおそらくは持ち合わせのお金で何とかなる範囲でしょうしカードもある。この日数や出費は自分自身の生活になんの影響もないでしょう。

その行為で1人の命が助かる可能性があったのかもしれません。

通り過ぎたことに反省の念なり、なんなりとたまに思い出しては複雑な心境にもなります。


今の僕の仕事はカンボジアに重点を置いています。
カンボジアも例外なくホームレスや生活弱者が多く目につきます。

本当の生活弱者でもある老人、戦乱で足や腕を無くした人、そして生まれる場所が選べない子供たちには、出来るだけ少しはするように心がています。大人は自分の努力を怠ったという感も否めませんが、子供たちはそれらで次の可能性を掴むことができるかもしれません。

間違いなく他の国に、第三者として入国しその場でビジネスを行い一定の利益を上げるということで、現地で多くの雇用を作れます。
またその国で僕自体も利益を得ているので、出来るだけ何かできるように心がているのです。

このような心理から、寄付?施し?などとしてポケットの小額紙幣は出すのですが、それは日によっては10人、15人は当たり前でもあります。
今のところ続けていくと決めてはいるのですが、切がないようにも感じたりもするのです。

特にカンボジアは、これから発展が続けば貧富の差はますます出てくるでしょう。
カンボジアの市場の変化、そして僕の心の中の変化に注目してみたいと思います。

あと僕たちの会社では来年度から、利益の10%程度に当たる金額を、現地での奉仕活動に使えたらと検討しています。
ミャンマーでの日本語学校や、カンボジアでのPCスキル学校などを無償で解放できればと考えています。


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