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2013年03月20日

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スリランカの経済事情

僕は現在スリランカに来ています。
スリランカの最大都市のコロンボに滞在中。
僕の想定でスリランカはまったく地図にもなかったですし、人生で来る予定もなかったのですが。。(ちなみに大枠で30年の人生とビジネス設計があるんですw)色々な所で縁はあるもので、そのご縁を大切にして今回、初スリランカを楽しんでいます。もちろん僕が来ているので、観光ではなくビジネスや経済的背景の視察、そして投資関連の情報が多かったからです。
昨年くらいからスリランカでのビジネスの話は日本国内でちらほらと聞くようになっていました。
日本人の間接的な知り合いが、資産の大半をスリランカに投資したとかなどなど。。
確かに新興国に位置するでしょうし、これから発展も望めるでしょう。でも「なんでスリランカ?」「もっと他もあるでしょう?」的なやや距離を置いた見解が僕の正直な印象でした。

仮に経済環境がかなり良くても遠いし、僕自身も想定で東南アジアをまでが守備範囲の限界点だろうと思ってもいました。
ですが実際に足を運んで見ると意外にいいもので、環境も雰囲気も国柄も抜群です。
住んでみたいなと思ったくらい。

スリランカのコロンボは、インド洋に面しているリゾート地のような場所で、町並みも綺麗し、それなりの整備もされています。
客引きもしつこくありませんし、ゆったりのんびりした国民性。12時の約束で3時に人が来るくらいだそうですw

面積は北海道の倍くらいでしょうか。
人口は約2100万人で台湾と同じ程度。
宗教も仏教なので穏やかな国民性。
仏教徒(70.0%)ヒンドゥ教徒(10.0%)イスラム教徒(8.5%)ローマン・カトリック教徒(11.3%)

スリランカは、1983年以降25年以上もスリランカ北・東部を中心に居住する少数派タミル人の反政府武装勢力「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」が政府側との間で内戦状態でしたが、2009年5月に政府軍がLTTEを制圧し内戦が終結したので急激な経済発展に進んでいます。

これに合わせて日本からの投資もスタートしました。
有償資金協力(2011年度まで,E/Nベース) 8,755.02億円 (内2011年度実績 497.77億円)
無償資金協力(2011年度まで,E/Nベース) 1,982.1億円 (内2011年度実績 30.87億円)
技術協力実績(2010年度まで,JICA経費実績ベース)  676.11億円 (内2010年度実績 23.24億円)

日本政府のテコ入れも、先日ブログに書いた熾烈なアジア経済戦争?の一環だったりもします。
現在スリランカの一番の支援、投資国は中国です。
①中国(25.4%) ②インド(14.8%) ③日本(13.5%)

主要な貿易相手国
(1)輸出 米国(20.3%)、英国(10.5%)、イタリア(5.8%)、ベルギー・ルクセンブルク(5.4%)、インド(4.9%)
(2)輸入 インド(21.9%)、シンガポール(10.5%)、中国(10.3%)、イラン(7.9%)、日本(5.1%)、マレーシア(3.4%)

主要貿易品目
(1)輸出 工業製品(繊維・衣類製品等)76%、農業製品24%、宝石類0.3%
(2)輸入 中間財(繊維関連等)61%、資本財21%、消費財(食料品等)18%、その他0.3%

(1)輸出 105.6億米ドル
(2)輸入 202.7億米ドル
※データはすべて2011年現在のものです。

そしてこれらはGDP8%台での成長、CPI指数も7%で成長を続けています。

中国の投資が進んでいるのもインド洋へのシーレーンに対する影響力強化もあるでしょうし、インドを意識してのことかもしれません。
グローバル経済が進む中、広域アジア圏でもそれぞれの国の影響力や、経済連帯も今後の国としてのポジションにますます関係性が重要視されてくるでしょう。外へ出たがらない日本人、経験がないと敬遠するローカルな日本企業。これらの体質改善が、実は日本の経済構造改革以上に重要な課題なのかもしれませんね。

数日間スリランカに滞在しますので、ブログでこれらのレポートを継続しますね。

ミャンマー外国投資法の和訳文章 →  ミャンマー外国投資法の和訳文


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