紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

今回企画した僕たちの団体でもある「万国津梁会」ですが、冒頭にも書いたように、沖縄は日本でアジア諸国と一番近い距離に位置しています。
台北まで約１時間、上海まで約１時間４０分、香港まで約２時間半と、その立地を生かし、沖縄から新たなビジネスステージを作るべく、また多くの企業との相互関係をつくり、情報の共有を深めそして起業家の支援などを型にこだわらず積極的に行う団体です。

発起グループとして現在活動しているのは、（株）海邦総研、（株）てぃーだスクエア、（株）ワールドワイド＆カンパニー、（有）オキネットそして僕の会社でもある、（株）グローバルビジネスネットワークとで発起人会として活動致しております。

現在会員数は、１８０社（個人含む）にまで成長し、今回の徳重社長のセミナーには、１３０名の皆様にお集まり頂きました。

徳重 徹氏　プロフィール
テラモーターズ株式会社
代表取締役社長

住友海上火災保険株式会社（現：三井住友海上火災保険株式会社）にて、商品企画等の仕事に従事。２９歳で渡米。MBA取得後、シリコンバレーにてインキュベーション企業代表としてIT・技術ベンチャーのハンズオン支援を実行。事業の立ち上げ、企業生成に実績を残す。帰国後、日本発のグローバルEV(電気自動車)ベンチャーの創出を目指してTerra Motors株式会社を創業。株主として元ソニー出井氏、ベネッセホールディングス福武氏、元Apple山元氏などが支援。2011年は２倍の売り上げに成長し、現在は国内の電動バイク市場シェアNo.1。現在はフィリピンの電動三輪市場参入を発表し、本格的にアジアでの事業を展開中。信条は「2倍の質で2倍働く、“4倍速”の経営」。「新たな成長型企業の創出に向けた意見交換会」メンバー。九大工学部卒。


講演中のテラモーターズ代表取締役社長の徳重徹氏。


積極的な質疑応答。
内閣府総合事務局や、議員さん、大手企業の皆様もご参加頂きました。


全体での集合写真の様子うです。
一部の皆様は、写真から外れられましたが、ほぼ満員に近い入場者数でした。

国内マーケットと国内感覚しか持ちあわさない多くの日本企業に対する警笛を、感覚を持ちあわさな代償が、現在の日本経済の低迷にあります。僕も兼ねてよりこれに対する危機感は高く、ブログでもここ５年はこれらを訴え続けてまり巻いた。
もちろん海外ビジネスツアー（仕入ツアー、交流会）の企画など警笛だけではなく、実践しているつもりです。

そんな中、テラモータースさんから万国津梁会へのアプローチがあり、今のお付き合いにつながったわけですが、徳重社長もまたこれらをさらに拡大に、結果を伴いつつ実践されておられます。

周囲に対するビジョンのオーソライズが取れ、結果として多くの資本があつまる構造が完成しています。
以下の主要株主がその証明でしょう。

主要株主
徳重徹 (Terra Motors㈱代表取締役社長)
福武總一郎 (ベネッセ取締役会長)
出井伸之 (ソニー㈱元会長)
山元賢治 (Apple Japan元代表取締役)
辻野晃一郎 (Google Japan元代表取締役社長)
村井勝 (コンパックコンピュータ㈱元社長)
一柳良雄 (元経済産業省総務審議官)
松田修一 (早稲田大学元MBA教授)
久保 尚平 (トヨタカローラ南海代表取締役社長)
池田弘 (関東ニュービジネス協議会会長)
平内優 (クオンタムリープ㈱代表取締役社長)
みずほキャピタル株式会社
インターウォーズ株式会社
ウエルインベストメント株式会社(早稲田VC)

徳重社長の講演では、１０年前と今の、世界のトップ企業の入れ変わりが強調されています。
１０年前に世界ランキングに入っていた企業の多くは今はその地位から転落しています。中には倒産してしまった会社も含まれます。
１０年前に世界で１００位前後の低いランキングだった企業が今、トップランキングにインしているのすが、その企業と従来の企業との違いや、世界の経済構造の変化により発生した、国内完結経済からグローバル経済にシフトした変化や、直列から並行分業にシフトした構造も特筆しておく部分でしょうか。

あと一番印象に残った言葉ですが、戦後の「もうひとつの敗戦」というキーワードです。
日本企業は、世界シェアランキングから、マーケット規模、時価総額共にランク外に転落している現状を、経済戦争に敗戦したと認識しています。全く持って同感です。

もうひとつは、このテラモーターズから多くの経営者（起業家）を輩出したいとう理念でしょうか。
力や、ビジネス、資本で大きく抱え込むのではなく、より経済を活性化、そして強くするための輩出する必要性。

そして日本人の感覚で、新しいフィールドでビジネスをするなという内容。
世界では可能性が「６０％」に達した時点でスタートしているのに対して、日本は８割まで精度を高める。その間に市場は奪われているのです。リスクのなりビジネスはありません。


まずはアジアを見て感じる。

まさに同感です！
紺野昌彦も、万国津梁会もグローバルビジネスネットワークいつも願う事なのです。

テラモーターズさんは、沖縄を基点にＥＶ展開を始める予定で準備を始めています。
これからの展開に期待ですね☆


義烏（イーウー）福田市場仕入れツアーの様子


参考サイト

グローバルビジネスネットワーク

グローバルビジネスネットワーク

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