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2012年10月01日

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沖縄とタイの深い関係

僕は昔からタイへのあこがれが強く、かれこれ20年近くタイへは通い続けています。
今年に関しては、9回目。。
実はタイと沖縄は意外に深い関係にあります。
泡盛の原材料となる米は、タイの米。そして歴史的に交易などでのつながりなども上げられます。
そんなタイと沖縄の関係をブログに書いて見ました。
僕は全くお酒は飲みませんが、お酒の話です。
蒸留技術を調べて見ると、紀元前5000~3000年位に西アジアで発明されたとされるらしく、東はインド、中国、そしてタイへ、西はスコットランドまで伝わりました。

泡盛の起源については、昭和初期の歴史学者の東恩納寛淳さんが「泡盛雑考」で提起したタイの「ラオロン」というお酒がルーツであるという説が有力です。
沖縄が琉球王国と呼ばれた時代、琉球は東南アジアの各国と交易しており、特にシャム国(現在のタイ)との交流は活発でした。琉球人は、シャム国から蒸留技術を持ち帰り、やがて日本本土へも伝えていった経緯説が一般説なのです。
泡盛はタイ米との認識を持っている人は多少いらっしゃるでしょうが、起源がタイであるのは意外に知られていないかもしれません。

その記述は、高良倉吉さんの「アジアのなかの琉球王国」という本にも書かれています。
1425年からの150年間で、琉球王国が一番多く貿易していた相手がタイ(当時シャム・首都アユタヤー)だったと。もちろん学説に過ぎないものではありますが、その根拠は多く残っているようです。
先ほどの期間の間、琉球からシャムに向かった舟の総数は60隻(ただし、『歴代宝案』は編纂されていて、本当はもっと上回るらしい)で、2位のマラッカ行き20隻を、大きく引き離しています。
マラッカには琉球街もあったようですね。(昔なんかの本で現地検証をしていたのを読みました)

15世紀から、琉球とシャムの関係性は深かったのですが、両地域の関係性はかれこれ600年になるでしょうか。今ではANAの国際貨物のハブが、その機能に代わって、1週間に6便の貨物専用便を那覇とバンコクを結んでいます。

何気なしに仕事で通っているバンコクではありますが、沖縄とは歴史的に見て長い関係があるようですね。

そんなタイと琉球の関係。

タイ国政府観光庁のアピチャート副長官からの申し出をとある方の尽力で頂きました。

アピチャート氏からは、今年12月、シンブリ県というアユタヤ北方の県で、「川魚祭り」という同県最大の祭りがあるので、そこに沖縄県代表団に来てくれないかとの提案がありました。是非、エイサー隊(?)を引き連れて、タイに来て欲しいとのことでした。
同県はコメどころでもあり、沖縄との繋がりにはいい場所かもしれませんね。
古都アユタヤと琉球との交易が、600年の時間を越えて新たに交流を始めるきっかけになればうれしい次第です。

沖縄とタイの深い関係

大稲作地帯から大都会に変貌したバンコク周辺の上空の様子。


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Posted by cyborg-z at 00:23│Comments(0)沖縄のポテンシャル
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