紺野昌彦オフィシャルブログ・絶えまない変化の先に

中国、浙江省にある中規模都市の義烏（イーウー）
ここは１００円均一の故郷と呼ばれる巨大卸売市場が存在します。
その中心的な存在は、福田市場と呼ばれる全長２ｋｍで５階建ての建物全体に約６万店舗の卸売問屋が１７０万アイテムの商材を販売しています。

義烏（イーウー）へは上海から中国の新幹線で２時間、自動車の移動で４時間の場所にあります。

売られている商材は、ラジコン、ぬいぐるみ等の玩具・大小問わない文具・メガネ、サングラス、アクセサリなどの装飾品・釣り具、アウトドア用品、バス、キッチンなどの水回り品・内装資材、配管資材、家電、ＬＥＤ等の工業製品・下着、アパレル・スマホカバー・楽器類・カー用品・自転車・書き出せばきりがないくりのカテゴリーになります。

ほぼ網羅と考えて頂いても問題ないかと思います。

今回の義烏（イーウー）福田市場へのビジネス視察＆買付ツアーは、沖縄出発で、約３０名の企業の皆さんと行って参りました。


義烏（イーウー）福田市場のメインエントランス



画像は、今回のツアーに参加頂いた皆さんです。一部の方々は、義烏市内にある他の市場に分散しています。
参考までに、家具市場、内装資材市場、アパレル市場、などこの福田市場以外にも中規模市場が多く点在しています。

今回は、ここ義烏市には３日間の日程での滞在だったのですが、はっきり言って３日では全て見る事は不可能です。
建物は全長２ｋｍで６万店舗とは先ほど説明したとおりです。
全長２ｋｍを第１区～第５区まで区分けされており、３日間だと３区くらいまでを流して見るのが限界でしょう。もちろんその途中で、気になった商材の価格をやロット数を確認したり、商品の画像撮影をしながらとなりますので、それでも多く見れたくらいでしょうか。

義烏（イーウー）福田市場で販売されている商材の価格は、者によっては日本の１０分の１以下。



画像はアクセサリーやアクセサリーパーツの販売エリア。
おおよそ３００店舗の問屋数。
店舗によっては小売は一切していないところもありますが、このエリアは比較的、小売でも販売してくれる事が可能な業者が多かったです。
天然石のブレスレットなどのパーツも驚く値段でした。
１０ｍｍ玉の天然石の５０個くらいがミニマムですが、７元程度からです。
もちろんこれは小売の卸価格なので、大ロットでの取引だと半額近い値段に下がるでしょうね。
ちなみに今回の今回のツアー時には「１元＝１３円」これから考えれば値段の安さはご理解頂けるかと思います。



画像は福田市場内のおもちゃ売り場付近の様子です。
ここでは日本国内で販売されている大半の物が見られます。
タイ・バンコクでの仕入ツアーも企画しているのですが、バンコクの場合は、始めて見る商材も多いのですが、ここ義烏（イーウー）では、日本のディスカウントショップなどの量販店で見かける商品が大半で、いかに日本市場に中国製品が氾濫しているのかが理解していただけるかと思います。
もちろんその価格は、ディスカウントショップで販売されている価格の１０分の１程度かそれ以下です。
中には５分の１程度の価格の物もありますが、いい買い物ではかなり利幅の取れるビジネスが可能というわけです。

次回は実際の商品の価格の一部を紹介してみたいと思います。

このようなツアーは、海外の製造単価で零細企業や小売店が商品を仕入ることが出来る仕組みのを導入するためです。
現地での商品の仕入代行や通訳、商材の取りまとめ、発送などのロジスティックのサポート体制は完ぺきです☆
２度目からは、電話やメールで中国へオーダーが可能になります。
これで小売店でも商品利益率は国内仕入価格より５０％近く上がります。事業の利益率も上がりますし、それは雇用にも繋がり、税収に繋がり、沖縄のハブ機能の物流向上、全体のボトムアップにもつながる企画なのです。
今年だけでこの企画で既に７０社近くを海外へのマーケット導入に案内できたのは個人的にかなり嬉しい事となっています。すでに２０社は直接取引などを始めています☆
目標は今年１年で１００社に海外直輸入をしてもらうこと☆
画像は義烏市場の様子です。１７０万アイテムの商材が６万店舗にあふれています。
グローバルビジネスネットワークでは随時このような仕入れツアーを開催しています。

企画：（株）グローバルビジネスネットワーク
主催：（株）国際旅行社
　　　

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