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2012年05月08日

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ソーシャルメディアの経済性と効能、キュレーターの役割

ネットの普及、情報の氾濫により、情報を精査し正しい情報、必要な情報を得るために、高い情報リテラシーが必要になると言われて出して数年になります。
またソーシャルメディアの台頭で、ネットの接続時間の多くが、これらSNSを閲覧する時間になり、多くの人の発信する情報の渦中で、世間を知りそして行動につなげる傾向はますます強くなる感じでしょうか。
もちろんFacebookのユーザーにはその傾向が強いでしょうね。
そんな情報環境の中で、情報を対価に変換する経済サーキュレーションに成功している人もあり、単に情報社会の中をただ泳ぎ続けている人もいます。恐らくは後者の方が大半でしょうか。もちろん全くこのような理論を意識することなく個人的に日々の出来事や営みをウォールに書いて、交流を楽しむ人が大半でしょう。本来はそれでOKなわけですし。。
それでも意識することなく、ユーザーとして感じることがなくても、その情報の流れを泳いでいる(やり取りなど)だけでも、時としては、何らかの経済活動に巻き込まれる?という事に繋がっているのです。

キュレーションという言葉は、情報を集めまとめることを意味します。または収集した情報を分類し、新しい価値を持たせて共有することでしょうか。キュレーションを行う人はキュレーターと呼ばれソーシャルメディア社会の中では、アーリーアダプター層と呼ばれる先発組に多く見られます。サーキュレーターは循環という意味で、情報を循環させ時には利益に結び付けることに成功している例もチラホラと見受けられます。

日本のFacebookのユーザー数で、1000人以上の繋がりを持つ人は、まだ2%くらい。まさにロジャースのイノベーター理論でいう、イノベータ層やアーリーアダプター層が占めている感じでしょうか。
いわゆる情報の発信元、拡散元となる人達です。多くのシェアという情報の供給は、これらの層が占める割合が高いわけで中には意図して情報を動かすケースもあるのです。急いで数千人までユーザーを増やす傾向の人は、より多くの人への情報発信や伝播性を意識している場合が多いでしょうね。

ソーシャルメディアの経済性と効能、キュレーターの役割

このメカニズムを解りやすくたとえば、ただで見ているテレビは、番組にせよ、CMにせよお金を支払わずに見ている感覚でも、その営利メカニズムに加担しています。知らないうちに間接的にはその対価を支払って、企業の広告活動に協力していることで、車の販売価格にはTVCMに使う販促費用も含まれますし、化粧品や、家電製品全てその販売価格には宣伝に使う費用が含まれているので、その収益からスポンサー企業が、テレビ番組の制作費や、CM方送料を支払って不特定多数に情報を発信している仕組みなのです。ここまでではないにしてもソーシャルメディアにはそれと類似する効果があり、費用対効果的には基本無料という大きなメリットがあるわけです。
ユニクロ、無印良品、JALやANAなどメジャーな大手企業の多くがFBページを持ち、何らかのプロモーションを行っているのはそんな理由からです。またもう一つの特徴として従来の一般のメディアと違い不特定多数ではなく、一定以上に興味を持っている層への情報の拡散になるので、潜在的顧客層の囲い込みにも適しているわけです。興味のない企業ページには「いいね」を押しませんよね☆

個人のお店や、カフェのオープン告知などFBで宣伝しているのも要するにこのスモールタイプというわけですね。

知らずの「いいね」や情報のシェアはこういう側面もあるのです。

ではこれらの情報を対価に換算したらどうなるのでしょうか。
これが単なる拡散マニアか、本当の意味のキュレーター、もしくはサーキュレーターかに分かれるところかと思います。

テスト的にではありますが、複数の事業で、その移動する対価で見る事ができるのではと感じてます。これが経済変換でしょうか。

過去半年僕たちがあFB上で企画したセミナー等のイベントは4回程開催しました。述べで約300名ほどの動員がありました。平均参加費は1000円それだけで30万円の金額が動いています。そして交流会等では、過去に400名の動員で150万円ほどの参加費が支払われています。もちろんセミナーの会場費や、飲食店へ支払う費用が大半です。
またタイや中国へビジネスツアーを開催しているのですが、これらもソーシャルメディアのみの募集です。これは単価が高いので、1回の企画で300万~400万の金額が動いています。これもまた旅行会社、海外のホテルへの支払いなどに使われるわけですが、サークルという範囲、そこまでビジネス性が高くないレベルでもこれだけの人員移動や経済運動が発生するわけです。これらには会場までの移動の交通費や、二次会の費用やパティーなどの際の衣装などの準備に使われる費用もあるでしょう。なので派生経済効果はこれ以上なのです。
目に見えた金額だけでも1000万円近い金額です。
これが全国で700万ユーザー、そして世界では8億とも9億ともいわれるユーザーが知らず知らずに同時大多発これらの経済運動をしているわけです。ある意味凄いです。。

1週間、10日、1カ月で僕のところに来るFBイベントの数や、その参加料金、参加者の数の統計を出して、一定の指数化しているので、また近いうちにブログで紹介しますね☆結構面白い統計と、その効能がよくわかりますよ~☆もう少しでFBでの概算経済規模が指数として出せそうです☆

これらを理解して循環させ対価を得ている人がが本当のキュレーターと呼ばれる人でしょうか。
クリス・アンダーソンの著書でコントロールドサーキュレーターという概念が出てきましたが、情報をお金に循環させる人を言うのですが、フレンド数1000~5000人に達するユーザー約2%の中にどれくらい存在するのか興味がありますね☆

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございました☆



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Posted by cyborg-z at 00:22│Comments(1)ソーシャルメディア

この記事へのコメント

とても分かりやすい分析で頭の悪い私にもスッと理解できました。ソーシャルメディアはまだ過渡期(特にFBでは)だと思いますが現時点での
FBでの概算経済規模の指数って興味ありますね!また教えて下さい^^
Posted by 新垣 覚 at 2012年05月08日 06:56
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