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2011年01月30日

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怪物のような経済は人の作り出した「概念」

ブログを毎日書いていましたが、ここ数日は飛び飛びになりつつあります。
公私共に忙しくなって来るとこういう現象になるようです。
ブログの更新頻度は僕の仕事の忙しさのいいバロメーター。何度も書いて来ましたが、今年でブログを初めて述べておおよそ6年くらいだったと思います。途中で何度か閉鎖したりを繰り返したので、延べの期間です。その間は基本的には1日1回は守ってきましたが、その均衡もやや崩れつつ。。
可能な限り毎日続けたいと思っています。

人と会うのはパワーが入りますね。
ここ数日色々な打ち合わせが連続でありました。朝の10時から夜の10時、11時まで5~6件のアポイトメントの連続です。流石にそんな日は自宅に着くと、宿題も多くブログまで手が回りません。ですが沢山の出会いと色々なアイデアが僕の中に芽生えます。昨日も色々な方と意見交換。そんな中普段考えている事が、人と話をするだけで考えもまとまり、色々なものが見えてきます。それで感じたことです。

概念
お金や経済の概念。これについては経済学が好きな僕は、普段からよく考えます。
お金自体人の考え出した概念ではあります。普通の紙切れですよね。それは人の想像で作り上げられた物であり、それに対する価値も人が考え出した概念です。そのお金や金融、経済という概念が意思を持ったかのように一人歩きして、今では人間が予想もコントロールできないまでに巨大な怪物と化し、時には国家を滅ぼし、そして人の命まで断つ力すら持ってしまっている。これが空想で生み出した概念が持つ力なのでしょうか。先のリーマンショックや世界金融危機、これが最近の大きな例でしょう。ある意味本当に恐ろしいと感じてしまいました。
昔、人間が本気で神を恐れた時代(今でも一部地域でそうですが)自分達の作り出した概念が世界の全てを支配し、時には恐れられ、時には崇拝され、また時には国を滅ぼし、戦争を起こし、人の命すら絶つ。これも人の想像が作り出した概念の一人歩きの結果です。実は概念こそが、人間にとって本当の神なのでは?お金、金融、経済の概念が支配する現在の社会を見て感じてしまった事です。いやいやある意味恐ろしい。。

人が抱くお金のイメージは「水」や「川」だそうです。
自然に流れるイメージ、つかめるようでつかめないイメージ。活字では上手く表現できませんが、なんともしっくり来ている気もします。非常に的を得た表現でしょうか。この意味は、先ほど書いたように自分達では制御できない、そして抗えない象徴として捉えています。でもこれは人の考えが生み出した「概念」でしかないのです。

こう考えるといつも初めに思い出すのは。人間を浮き彫りに解釈したイタリアの政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリ。彼は活字で人間の貪欲さなどを上手く表現しています。非常に面白い。透徹したリアリズムと深い洞察力を兼ね備え、時には機知に富んだ皮肉を交えて、人間の本質を鋭く抉り出した発言しています。これらは今でも色々と引用され、政治思想を語るには外せない人物です。これとさっきの「概念」については直接結びつくものではありませんが、その概念を作り出す人を知るにはおススメの本が色々出ていますので興味を持たれたら是非一度読んでください。

こんなところから人の世を紐解きをしながら今晩は眠るとしますか。

こんな事考えれば寝れないな。。

駄文に長々とお付き合い頂きましてありがとうございます。



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紺野昌彦

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Posted by cyborg-z at 03:09│Comments(0)最近感じた事
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