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2010年11月22日

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中国からのインバウンド

中国からのインバウンド

少し引っ張り過ぎですが、3夜連続で解析ツールを使ったお話です。ネット選挙webでマーケティングと続きましたのでついでに。
今は少し冷え込んでいますが、今後の海外観光客の誘致には中国を始めアジアはその中核マーケットです。以前に日本の入域観光客の例をブログに書きましたが先ずはそれを参照あれ。

世界の流動人口

観光資源の経済効果(沖縄の海外観光客の内訳)

インバウンドの意味
インバウンド(inbound)は「入ってくる、内向きの」という意味の形容詞。対義語はアウトバウンド(outbound)。以下の分野でよく用いられる。 旅行・ホテル業界: 外国人旅行者を自国へ誘致することの意。日本においては、海外から日本へ来る観光客を指す


海外マーケットで一番大きいのは言うまでもなく中国です。
政府の観光政策でも力の入れようから見て、観光とそれに付随する派生産業の活性化は非常に高いです。過去ブログにも書きましたが、インバウンドの目標数は現在2500万人。実数は現時点で600万人。もしこの数字が倍になるだけで、12兆円の観光収入になるそうです。雇用も38万人を誘発するそうなので非常に重要ですね。具体的な数字はまた調べてUP致します。
日本のアウトバウンドは1600万人、そしてインバウンドは600万人です。参考までに観光立国に成功しているフランスはインバウンドが7500万人もあります。その経済効果は計り知れません。

そんな環境の中で沖縄も独自にプロモーションを行わなければいけません。
これも以前のブログに沖縄県がどれくらいのPR費用を使っているかを書きましたが、これはもう少し増額して継続する必要がありますね。先日紹介したグーグルインサイトサーチ「Google Insights for Search」で中国からの沖縄トレンドを調べてみました。


携帯モバイルからはこのグラフは見れません

漢字の国で沖縄というワードを漢字表記せずに検索されるという事は、やはりまだまだ知名度が低い証拠です。


携帯モバイルからはこのグラフは見れません

チャートでは沖縄県と北海道を比較したのですが、北海道に負けていますね。
中国で北海道を舞台としたドラマか何かの影響もあるのでしょうが、近い沖縄の方が実は知名度はまだまだ低いようです。実際に日本の入域観光客のパーセンテージで見ても沖縄は10%以下です。たしか3%くらいだったかな?今年だけで100万人まで増加する見込みなので何とか沖縄への増加を急がないといけません。
沖縄県内の国際観光の整備も急ピッチで整備もしなくてはいけませんよね。
もちろんこれらは官だけの仕事や努力だけではいけません。宿泊、観光施設それぞれが独自の試みを同時に行うことも大切なのです。国際通りを歩いていると、最近チラホラと中国語表示しているお土産屋さんを見かけるようになりました。大手ホテルも少しずつですが、そのようになりつつありますが、まだまだ不十分です。取り敢えずは中国からの観光客は倍は間違いないので、そのマーケットを獲得するには倍のペースが必要と僕は考えています。
チャートにあるようにトレンド調査では、日本の観光地2箇所の比較をしていますが、是非東京と沖縄を比較検索してみてください。もちろん東京というネームブランドは世界的ではありますが、沖縄と比較することでその必要性、そして不十分さを痛感すると思いますよ(^^;

そんな中、インバウンド等で、地域ブランディングに大きく成功しているところもあります。
それは飛騨高山市です。言葉のバリアフリーを実現しています。 参照→ 地域ブランディング
飛騨高山市は海外からの入域観光客がものすごい勢いで伸びています。是非ご覧下さい。

参考までに海外のインバウンドランキングを書いてみました。

1位韓国 175万人 26%
2位台湾 127万人 18.9%
3位アメリカ 82万人 12.2%
4位中国  65万人 9.7%
5位香港 30万人 4.4%
6位イギリス 22万人 3.3%

アジアからの観光に力を入れないといけないのがよくわかる数字でしょ?
ちなみにこれは国土交通省の観光白書18年度版のデータです。この数字が5~10年以内で倍に以上になる可能性は非常に高いのです。今の間に色々な対策を考えたいですね!
色んな対策の例はまた後日ブログに纏めてみたいと思います。



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Posted by cyborg-z at 00:01│Comments(0)沖縄のポテンシャル
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