チャンスとタイミングは作るもの

cyborg-z

2014年07月19日 02:44

海外のビジネス視察やビジネスマッチング会などを過去に何度も開催して来ていました。
かれこれ150社以上は確実に海外へお連れしてきました。
そのまま勢いで、海外に進出する企業、そしてその後何年もかけて視察を続けても進出しない企業、進出して飛躍的に成功する企業、そのまま失敗してしまう企業など様々です。
一番の違いは、チャンスやタイミングなど機会を自分で作れないからでしょう。
見て考えるのではく、出ると決めてスタートの一環で調べはじめるだけで大きく意味も違うでしょう。
現在、僕はカンボジアをメイン滞在国として、タイ、カンボジア、ミャンマー、香港、中国などでビジネスを営む関係で、多くの事業者のみなさんを現地でご案内する機会を頂いています。

事業者以外の個人や現在お勤め中の方でも、海外不動産、特にコンドミニアムの購入や資産活用の一貫で東南アジアの新興国興隆に魅了される皆さんはそれ以上のご案内をしてるかもしれません。(カウントしたことありませんが)

もっぱら先立つものが無いというのは別として、海外まで視察にこられる多くのみなさんは、おそらくは一定の余力はあるでしょう。
その前提での考察ですが、これが機会と感じて現地でビジネスをスタートする方は実に多く、僕の周りでは4分の1以上かもしれません。

昨年カンボジアでビジネスツアーを開催したのは3回ですが、その大半の皆さんは、何かきっかけがあればと参加した感じでした。その理由は明確に何をするのかビジョンは特になしで参加しているケースが多くいです。
ですが、これらツアーに参加いただいた皆さんは、現在多くがカンボジアでビジネスをスタートされています。
もちろん個人事業ベースの方、年商10億円以上の企業、総従業員数2000名を超える団体など、業種は様々です。

一言でいえば「よしっ!」とトライするの気持ちが出るか出ないかでしょう。
そして実行できるかできないかの決断力、行動力だけでしょう。

できない人の半分は、難しく考えすぎている。
自分の領域から出られない。
決断とチャレンジ精神が低い。

のかもしれません。
ちなみに自分の業態でできるかできないかで判断する方も多いでしょう。

でもそれもアジアの新興国ではやや違うと僕は感じています。
その理由は、新興国にはマーケットの構造が日本とまったく違う環境が広がり、人々の完成、流通の仕組み、物資、インフラ、通貨価値あらゆるものが日本とは違いすぎるのも当然の特徴だったりします。
なので日本の業態との比較、そして日本の常識無いで機能する判断力と分析力ではひょっとすると難しいのかもしれません。
ようするに新たな場所で自分自身白紙になれるかでしょう。
なれる人は極めて成功の確立が高いと僕は感じています。

というのも新興国のミャンマーで3年4年も前に進出して一定の業績を上げている企業がいくつかあります。
それはYKKさんと日本ペイントさんです。
YKKさんは皆さんご存知のとおり元々はファスナー屋さんですが、ミャンマーの首都ヤンゴンでは最大のツインタワーコンドミニアムを2年前には稼働させています。
日本ペイントさんも複数のコンドミニアムを現地で経営しています。この両者は非ゼネコンですが、世界に冠たる日本のゼネコンより早く現地でこれらを成し遂げているよい例かと存じます。

ちなみにミャンマーで外国投資法が制定されたのは一昨年秋のことで、外国資本や外国企業の法的定義付けのないグレー状態での事例です。

すこし荒っぽい言い方をすると、法基準や準備に関するあらゆる検証後の「石橋を叩きながら」の企業ならばこの状況下でなかなかできた状態ではないでしょう。もちろんミャンマーの投資委員会や何らかの行政組織から許可証など担保となる何かがあたっのかと想定されますが、これが新興国でスタートするスタンダードだったりします。

ようするに自分の業態では?
で考えるのではなく、今この国でできることは?で考えるべきでしょう。
専門分野、日本での業態がなんであっても、無の状態でトライするのには同じ環境と僕は考えています。
専門分野があったとしても、拠点確保、物資確保、人員確保、流通経路確保、法的調査など得意を活かせるようになるまで結局は時間がかかるのは同じことで、現地で調べないといけないこともおなじだけ出てくるわけで、国変われば得意も不得意もあまり関係ないのかもと感じてしまいます。

大切なのはベンチャースピリッツというかパイオニア精神というか、アントレプレナー精神というかそんな感じでしょうか。

視点とは角度を変えるといくらでも見方は違ってくるもので、今専門業として得意なことでも、始めてトライした日があったからこそ今の成功があるわけで、大切なのはこの部分だと僕は感じています。
今の成功に胡座をかくのではなく、それにトライして成し遂げてきた経験を生かせるのが、新たなトライで企業というか実業家に必要なことなのかもしれません。

それをできた皆さんは、海外初視察でもいきなり事業進出を決定したり、何かしなければこの国が勉強できないと、飲食経験がないにも関わらずスタートした医療法人の経営者さん、国内で中規模以上の不動産業者さん、アパレル業者さん、製造メーカーさんなど多岐にわたります。
もちろん驚きべきは、カンボジアを知りその勢いで脱サラして現地で事業をスタートする方もかなりの数の皆さんがいらっしゃいます。
実に初のカンボジア視察で新天地と定めそのまま脱サラして退職金で事業展開をスタートされる方もいらっしゃいました。

そのときがチャンスであり、やると決める事がきっかけ作りなので。

今はいそがしい。。
※もちろん忙しいでしょう。ですがそんな方は来年も忙しいでしょう。
子供がまだ小さい
※新婚の方、お子様が幼子の方でも現地で単身乗り込んでいる人も多いです。
書き出せばキリがありませんが、理由はだれにでも付き物です。ようするにやるかやらないかだけでしょう。

当然ながら多くの方には初めての経験になるでしょう。
言語の違い、現地の文化の違い、人としての感性、民度、法的根拠の薄弱さ、事例の少ない業種、インフラの未整備、全部違います。
ですがそれを調べながら、手探りでクリアしていくことも新興国では重要なポイントです。

成功する人の多くは、これらを現地で自分で調べる事ができる皆さんでしょう。
「この人を頼れば大丈夫」「この人に教えてもらおう」という他力本願的な人はことごとく失敗しています。
まったくの初めはよいでしょう。ですがそれはきっかけに過ぎません。最初の階段に手を差し伸べてくれる人であって次の段差は自分の体力で登らなくてはいけません。

現地でいろいろと見ているとそれができる人、できない人の差は格段に大きく広がっています。

一つの事例ですが、イオンモールの例ですが、同じ業種の飲食店がありますが、類似したもので、とあるお店では原価率が40%、またとあるお店では25%との差があったりします。
現地で調達仕切れず、日本からの輸送に頼ったところと、現地を隅々まで調べて調達したお店の違いがここにはあります。

ただ出るでかではなくその人のバイタリティーそのものが、生きてくるのも新興国の魅力でしょう。
日本で使う同じパワーで新興国では倍以上のリターンがあると僕は確信しています。



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