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2014年10月31日

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グローバルビジネスネットワーク アセットマネージメント・直接投資か間接投資か?

現在海外の不動産への投資や運用をおこなっています。
僕たちの会社でも積極的に紹介をしていますが、これらは日本国内でのマーケット感覚は増大しているところですが、リーマンショックなどの金融危機、そして原油価格の変動、そして近年の為替の変動など(これらはずっとですが)に加えて人口減少による日本国内マーケットの収縮傾向の顕著化と並行に新興国の発展に合わせた投資が進んでいます。




古来、物々交換から始まった市場経済は、金・銀などの金属やコメ・塩などの食料、つまりモノをカネとして扱うようになり、中世末期には証書と金との交換を約束された金本位制により紙幣が誕生した。やがてマルクス経済学によって紙幣の機能が分析され、カネは経済にとって不可欠の存在となった。それ以後、資本主義経済の発展と共にカネのマネジメントも重要性を増し、株式や金融(ファイナンス)の発生に繋がった。昨今では、金融資産だけでなく不動産などの資産を管理・運用するアセットマネジメントが広がりを見せている。
大昔、穀物などの物々の交換からスタートした市場経済は、近所の人々から、付近の村々へと変わり、やがて山や川を越え、いつの日か海を超えるようになったのが現在のグローバル化の始点、人類が文明とともに自然と発展させたサイクルだったりします。

学説だと米西戦争(1898年にアメリカ合衆国とスペインの間で起きた戦争)がアメリカグローバリズムの始点と言われていますが、原理としてのグローバリズムは地球上に文明ができた時こそ始点なのかもしれません。

このように物々交換からスタートした市場経済は、ゴールドやシルバーなどのなどと等価交換される金本位性(一国の貨幣価値(交換価値)を金に裏付けられた形で金額で表すものであり、商品の価格も金の価値を標準として表示される)にシフトし、その後その金属は紙幣へと姿を変え、融資、配当、金利などの金融のメカニズムを形成しつつ、現在では大きくデリバティブにまで派生しています。

そんな中、世界経済の変動は激しく、先進国はある程度成熟度を増し、先の不透明感は過去に経験のないものとなってきました。
これまで日本は欧米先進国など、先を見る指標を持っていましたが、いつの日か世界2位の経済大国にまで発展し、目標とモデルケースであったアメリカをはじめとするケース事例に並ぶこととなり、独自の判断を迫られる環境を迎えたのがここ10年と言った感じでしょうか。

その間が日本の経済停滞期であった失われた20年であり、政治も経済も判断できないだれも決めれない環境が続き、混沌とした状況が継続していると感じています。

さて余談が長くなりましたが、やはり投資という観点は、金融工学の最たる部分でもあるでしょう。
株式や金融などのファイナンス的なものから不動産などの資産を管理運営するアセットマネージメントもメジャーになりつつあります。

国内の不動産投資信託のJ-REITなどアセットマネージメント商品も主流になりつつ、不動産の直接投資ではなくこのような信託商品と化した間接投資も目立っています。

最近は経済成長の著しいASEAN諸国の不動産投資信託商品も増えているようで、アジア不動産ファンドとして募集されています。
三井住友、日興、岡三などの大手でも商品化されています。

配当も結構大きく、一度ネットで検索してみてください。

これは僕もブログによく書くように、アジアの人口増加率、経済発展が総合的な資産価値上昇期間というステージが担保部分となり、商品開発が進められている背景が大きいでしょう。

現在数社と並行で、これらの商品などの検証をすすめていますが、一番ハードルが高いのが、現地国との税制の仕組みの違いだったりします。
このように仕組みとしての関与は不特定多数資本の運用という形になりますので、個人とはまた異なります。
日本や欧米などの先進国はこのようなスキームに関しても法令、税制ともに発展しているので、多重課税にならない仕組みが存在します。ですがタイやカンボジアではまだ研究課題も多く、各国の税法上の特別措置や多重課税を排除できるようになれば、さらにこれらの投資は加速するでしょう。
アジアの新興国ではこのような法整備の遅れも、税制の仕組みのまだ途上段階ですので。。

もちろんこれらの成熟度はさらなる投機マネーを招き入れることになるでしょうから、ステージで言えばちょうどいいくらいなのかもしれません。

だからこそ現在は現地国のコンドミニアムなどの直接投資が目立っているところもあるでしょう。
国内のリート商品では当然インカムに対する所得税も日本の税率によります。また海外の場合だと海外の税法によりますし、僕のように年間180日以上の海外居住者は、海外での課税となりますので、比較的直接投資の方が良かったりします。
またインカムゲインだけではなく、今後の総合価値の上昇によるキャピタルゲインも大きく、リスクもありますが複数のキャッシュポイントが見込める醍醐味があるわけです。


ブログにさらっと書いただけですので、細部は後日もう少しくわしく書いてみます。

ASEANGDP伸び率


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